機械的記憶

意味を持たない数字や情報の羅列を覚えることを「機械的記憶」といいますね^ー^

小学生は、その機械的記憶を得意とします。

ですから、九九を覚えるのが学童期というのは大変に意味があることなんですね。

年をとるにつれ、機械的記憶はできなくなるとされています。

よく「エビングハウスの忘却曲線」が例に挙がりますが、

あれは数字やアルファベットの羅列をどれだけ覚えていられるかをテストしたものなんです。

理解を伴った記憶ではないんですね^ー^

教育心理学で習わされる「ピグマリオン効果」とかも実は誤りらしいですけど、

あいつらは、ひたすらボボ人形を殴っているといいでしょう。

まあ、復習の効果として取り挙げられていますので、

いいことにしましょうか^ー^

大人は「体系的に、システムを理解してから覚えましょう」ということです。

ちなみに、理由はわかるかと思いますが、

高 IQ ならば機械的記憶が得意といえますね。

記憶のメカニズムというのは「記銘」「保持」「想起」の機序です。

最近は、闇のユーチューバーとかが active recall などといっていますね。

「視覚優位」や「聴覚優位」とかの個人の特性もあります。

加速学習の例としては SRS の Super Memo (1985) なんかがあります。

アメリカ人が狂ったようにフラッシュカード(単語カード)を回していますね^ー^

面倒なので5万字程度略すとして、

やはり、寺子屋の「読み・書き」ですよね。

勉強とは努め強いるものですが、

機械的記憶には「暗誦(あんじゅ)」と「暗写」の「寺子屋スタイル」が一番だと思います。

暗誦というのは、諳んじることです。

暗写というのは、テキストなどを見ないで書くということです。

坊さんは真言……マントラを暗唱しますね。

そして、写経もします。

マントラを無限に唱えることで教典を暗記するわけです。

彼らは諳んじながら、虚空蔵菩薩をイメージすることで、

心の中に菩薩を描き切り、果ては宇宙と一体化します。

ここで重要なのは、暗誦しながら想起し、書くということです。

心に刻み込み、心に浮かぶまま思い通りに描いているんですね。

機械的記憶をするときは、

イメージしながら、唱え、書くのがいいですね^ー^

「青ボールペン勉強法」がありますけど、

ボールペンの色が青色な理由は、赤色だと呪詛のようで気味悪く、

黒だと味気ない。青がいいとかそんな理由だった気がします。

ぶっちゃけ、赤色でいいんでしょうけど、まあ、書くことですね。

たぶん、機械的記憶では聴覚優位など関係なく「音読」は重要です。

そして、音読をするときはイントネーションをつけるといいです。

寺で唱えれば、反響することにより、

声にエフェクトがかかることが想像できます。

そして、抑揚をつけて経を読むことで脳を刺激しているのでしょうね^ー^

夏はホタルの光で、冬は雪の光で勉強したという「蛍雪の功」をご存じでしょうか。

ここから学べるのは「執念」ですかね。

つまり、自分を追い込むことや、暗記する対象が好きであることも重要なのでしょう。

「現代の二宮金次郎」というのは、

タブレット端末を首から下げて歩きながらひたすら Anki をやり続けることでしょうか。

そんな人は見たくないですね^ー^

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