『ようこそ実力至上主義の教室へ』 2年生編 3巻 よう実 14巻 メモ 感想

「ですが綾小路先輩。あなたはこの学校にいるべき人じゃありません」

「いるべきじゃない? その理由を聞かせてもらおうか」

「それは、あなたがホワイトルームの人間だからです」

ここに来てついに第三者から『ホワイトルーム』という単語が飛び出した。

この言葉を知る人間は極めて限られている。

普通ならこの段階で、月城の送り込んだ刺客だと断定していいくらいだ。

「もうお察しのことと思いますが、私は月城理事長代理に命じられこの学校に入学して来ました。そしてその命令の内容は───綾小路先輩を退学させること」

ここまで水面下で動いてきたとは思えないほど大胆に、その全てを語る。

「この数日どこでも仕掛けることは出来たが、あえてこの場所を選んだのは? 人目を避ける以外にも理由があるんだな?」

「ここで私が綾小路先輩を倒して負傷させ、緊急アラートを作動させます。そして到着した先生によってリタイアを命じられ退学となる。そういう流れです」

七瀬 翼の正体が明らかになりました。

七瀬はきよぽんに殴りかかります。

きよぽんは、七瀬をいなします。

「『私』では───勝てないでしょうね」

彼女の、人を射殺すような鋭い眼光がこちらを直視してくる。

とても同一人物とは思えないほどの変わりようだ。

まともに一撃を受けたらこちらも相応のダメージを受ける。

柔よく剛を制す状況にもなりかねない場面。

それだけ先ほどまでと明らかにキレが違う。

「『ボク』がここで、あなたを止める」

単なる一人称の変化で、動きが変わるはずがない。

それほどまでに、直前と直後では攻撃に対するレベルが違った。

「おまえは誰だ」

そして、一人称が「ボク」になった七瀬は、松雄 栄一郎だというのです。

松雄 栄一郎は、綾鷹くんの執事の息子ですね。

忘れた人は、キヨポンのパパが学校に来た『ようこそ実力至上主義の教室へ7』を読むといいです。

七瀬はサイコパスかと思っていましたが、

やっぱりヤバイやつでした^ー^

七瀬 翼は二重人格ではなく、「松雄 栄一郎(松雄の息子)」だと自己暗示をかけていたのです。

「私は……私は幼馴染の仇かたきが打ちたくて、この学校に進学してきました」

「幼馴染? まさかそれが───」

「はい。松雄 栄一郎です」

「幼稚園から中学校卒業まで1つ年上の栄一郎くんとはずっと一緒でした。勉強も遊びも、習い事も……。何をやっても私より上手だった栄一郎くんは……私にとって目指すべき憧れの人でした」

また、七瀬は幼馴染の松雄 栄一郎の仇が打ちたくて、この学校に来たそうです。

綾小路くんの父親によって、執事の松雄と松雄の息子の人生は狂わされました。

そのことを月城理事長代理が七瀬に吹き込んだわけですね。

高度育成高等学校への入学の手配もしてもらったそうです。

綾小路くんを退学させた暁には、

綾小路くんのお父さんに会わせてもらう約束を月城としていたそうです。

「綾小路先輩を退学させられたなら、先輩のお父さんにお会いさせてもらう約束でした。本当はそこで、栄一郎くんに頭を下げるようお願いするつもりだったのですが……」

万が一オレを退学させられたとしても、あの男が頭を下げるはずがない。

きっと七瀬の言葉が届くことはなかっただろう。

そして、七瀬はホワイトルームの出身ではないことがわかります。

「我儘を言わせてもらえるなら、この学校を去るなんて言わず協力して欲しい。今も月城はオレを退学させ父親の手土産にしようとこの特別試験で画策しているだろう。そうなったら命令に背いてまでこの学校に入学させてくれた松雄栄一郎の気持ちにも背くことになってしまう」

「私がすべきことは……反対だった、ということなんですね」

「手を貸してもらえるか」

細く滑らかな手が、差し伸べたオレの手を握り返した。

「───約束します」

実際に役立つか役立たないかは関係がない。

使い捨てる形になろうとも、役立たせるようにこちらが上手く使うことが肝要。

七瀬は退学するといいますが、

きよぽんは手を差し伸べます。

その背後には、棒のようなものを持った人物が……。

ここで3巻は終了します。

ホラーですね。

一之瀬が……。

月城と司馬が会話をしています。

断片的ですが、一ノ瀬さんは会話をきいてしまいます。

そして見つかってしまうんですね^ー^

他言したら、一之瀬のCクラスのグループを1つリタイアさせるといいます。

「臨機応変に動けるかの確認をお願いしていましたが、どうなりましたか?」

「難しいようです。どうにも教員側にこちらを監視する動きが見えています。真嶋が特に強い警戒感を抱いているようで……」

話の内容に興味のなかった一之瀬は尾行に集中するため話半分に聞いていた。

「それと、もう1人不審な人物が。2年Dクラス担任の茶柱が全履歴を探っていました」

「教員側を抱き込んでおくのは彼が取れる数少ない有用な手段ですからね。茶柱先生にしろ真嶋先生にしろ、綾小路くんと繋がっていると見て間違いないでしょう。あの現場に居合わせた綾小路くんなら真相に気付いても不思議はありません」

「しかし、そう簡単に退学させられるでしょうか。相手はホワイトルームの───です」

「人は肩書に惑わされるモノです。ただの───である────よ」

ホワイトルーム? 一之瀬は耳を澄ますがハッキリと聞き取れない。

急に風が出てきたせいで声がかき消される。

ちなみに、ゴム手袋の描写は、

指紋がつかないようにするためでしょう。

 司馬は思案することもなく、ズボンからゴム手袋を取り出す。

「お任せ頂ければ処理しておきます」

自らの処遇を話し合う中、一之瀬は逃げることも出来ず刑を待つだけしか出来ない。

ゴム手袋をはめてどうするつもりなのか、一之瀬には想像も及ばなかっただろう。

その様子を見た月城は優しく微笑む。

櫛田「意地でも綾小路の弱みを握って退学させる……!」

綾小路を退学させるだけの情報を、何とかして手に入れなきゃいけない。

もう私には後がない。優先して倒すべきは堀北なんかじゃなかった。

私はそのことを薄々感じながらも、どこか否定的に見ていたことを強く恥じる。

思えば、龍園がDクラスのX探しを止やめたことから疑ってかかるべきだった。

七瀬との喧嘩を録画しようとする櫛田です。

その背後から天沢が声をかけてきます。

天沢が櫛田の頬を平手で叩きます。

そして……。

「分かんない? そっか、じゃあ1発くらいグーで殴ったら意味が分かるかなー?」

「え?」

 

「まだ猫被るんだ? 櫛田先輩のこと、あたしはよーく知ってるよ。自分が可愛いと信じて疑わない性格ドブス。他人の秘密が大好物で、自分が窮地に陥ったら周囲を巻き込んで自爆する。まさにとんだ地雷女よね」

「たとえばそうだなぁ。南雲生徒会長に取り入ろうとしたみたいだけど、門前払い食らった話とか。ま、仮に上手くいってたとしても堀北先輩が生徒会に入った以上、櫛田先輩には後ろ盾を期待することは出来なくなったわけだけど」

「なんで……なんでそんなことまで───」

「なんでっかなー?」

おもちゃで遊ぶように笑顔を見せる天沢に、私の我慢は限界に達する。

「誰に……誰に聞いたぁ!!」

「やっと本心が出てきた。でもシーッ、だよ? 今のところ誰もいないみたいだけど、広い無人島とはいえいつ誰がやって来るかわかんないんだからさ」

「うんうん、開き直った方が良いと思う。だけどさ、大ありなんだよね。だって綾小路先輩はあたしにとって特別な人なんだから」

「は? なにそれ……好きってこと?」

「低俗な次元で語ってほしくないなぁ。好きなんじゃなくて愛してる……? ううん、もっと、もっとそれ以上の……かな。愛を越えた感情ってヤツ」

「はあ?」

録画をするよう櫛田に言ったのは1年の八神です。

そして、八神は月城から情報を得ているとみていいでしょう。

ええ。綾小路くんと戦うのは七瀬さんだということです。彼女が殴り掛かってきても最初は当然反撃しない。しかし本気で向かってくるとなれば、対処するには何らかの形で制圧しなければならない。殴り返すのか、馬乗りになって押さえつけるのか。どちらにせよその光景はきっと見苦しい」

確かに七瀬と綾小路が殴り合いをすれば……それは言うまでもなく大問題だ。

「七瀬は綾小路にやられたって言って学校側に申告する……それが作戦ってこと?」

「それなら既に判明しています。ある人から実行日を教えていただきましたから」

「ある人……?」

「誰であるかは言えませんが、信頼のおける人です。七瀬さんが実行に移すのは試験7日目。詳しい時間帯は不明ですが、恐らく人気が完全になくなった時───」

きよぽんに対する周りの評価など。

星之宮がからんできます。

「にしても最近は注目を集めてるよね~。目立つのは嫌いな子だと思ってたんだけど」

「さっきの話、優秀な子は確かにいると思う。だけどクラスをまとめて動かすほどじゃないっていうか。綾小路くんの場合は周囲を変えてるような印象を受けるのよね」

「あ、はい! じゃあ先生から画期的アイデア! 葛城くんがBクラスに移籍したみたいに、綾小路くんもウチに移籍して来ない?」

クラスでも一之瀬は綾小路くんのことを話しているとのこと。

「え、じゃあやっぱりまだ何も進展してないの?」

「うそー。友達以上恋人未満くらいにはなってると思ってたのに」

「もう、ねえ? ここ最近帆波ちゃんの口からよく綾小路くんの名前が出るんだから」

「うわ、謙遜? 綾小路くんって入学当初から女子の間では結構話題だったんだよ?」

振り返ってみると、櫛田にもそんな話をされたことがあったな。

あまり真に受けなかったというか、深くは考えなかったが。

高円寺

今回の高円寺はやる気を出しているようです。

順位は、4位、2位、1位になります。

麒麟児なんていわれてますね。

綾小路くんは綱引きで高円寺くんと勝負をしましたが、

綾小路くんと高円寺の腕の力は、拮抗しているそうです。

あと、きよぽんの靴のサイズは26センチだそうです。

「私の相手は、どうやら君のようだねぇ綾小路ボーイ」

「頭の中での能書きはその辺にして来たまえ綾小路ボーイ。やる気を出している私と戦える機会など早々あることではないのだから」

 ここまで高円寺は幾つもの課題にチャレンジし、全てで入賞を勝ち取ってきている。

全課題を確実にものにしているのは全学年様々グループはあれど高円寺だけだ。

1位や2位を譲った課題もあるが、こと体力や運動に関するものはオール1位。

この課題に関しても、当然1位を取れると絶対の自信を持っている。

軽井沢

「恵」

名前だけを呼ぶと、不服そうに唇をちょっとだけ尖らせていた恵がこちらを見た。

オレはそのタイミングで顔を近づけ、尖らせていた唇を押し返すように唇を重ねる。

触れていた時間は1秒足らずだろうか。

オレ自身初めて知る異性の唇の感触は、想像よりもずっと柔らかいものだった。

「え……っ?」

まだ状況が理解できていない恵が、どこか間抜けな声を漏らす。

本当なら長い間堪能していたいところではあったが、今は無人島試験の真っ最中。

他の生徒が偶然通りかかっても不思議はない。

「ちょ、え、い、今……キ、キス……え? えっ?」

「信じて待てるな?」

そう聞き返すと、恵は人形のようにコクコクと頭を前後に繰り返し振る。

七瀬と行動していることで頭の中が不安でいっぱいであるなら、それよりも強烈な記憶を植え付けてやるのが一番手っ取り早い。

龍園と葛城

このペアもトップクラスの成績です。

「女連れで悠々と無人島試験か。軽井沢のヤツは飽きて捨てたのか?」

「軽井沢? 何故そこで軽井沢の名前が出てくる」

このやりとりで笑ってしまいました^ー^

無人島

無人島のマップが本についてますけど、

これを見ながら読んでいるやつが日本にどれぐらいいるんだろう^ー^

やたらと多いルール

普通の高校生が、この試験のルールを把握できるのでしょうか^ー^

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