『ようこそ実力至上主義の教室へ』 2年生編 4巻 よう実 15巻 メモ 感想

暴力と闇討ちが目立った巻です^ー^

逃れることの許されない道を、オレはゆっくりと歩く。

10分と歩くことなく、深い森は徐々に光を吸収し始め、

視界の先に青い海と青い空が広がっているのを確認することが出来た。

ここまで来ても腕時計は一切の反応を示さない。

かわりに、目の前に広がる小さな浜辺には2人の大人がこちらを見て立っていた。

1人はよく見覚えのある男、月城つきしろ理事長代理。

ジャージ姿が何とも浮いている。

そしてもう1人は1年Dクラス担任の司馬先生だ。

奇妙な組み合わせではあるが、どうやらそういうことらしい。

「随分と強引な手法を取ることにしたんですね、月城理事長代理」

オレは浜辺を歩きながら、そう声をかける。

「どうにも上手くいかないことばかりでしてね。これが私のとれるギリギリの選択です」

結局、拳で語るわけです。

学力のテストをしていても、

何だかんだで暴力に走るのが「よう実」ですからね。

「武器などの類を使えばここでの制圧も簡単なのですが、生憎とあなたは商品です。無事に奪還させることが私の義務ですから───必要なのは己の拳と判断しました」

砂浜に立つ月城は、そう不敵に微笑み両手を軽く広げる。

この場、土壇場で抵抗するには月城と殴り合う必要があるということか。

綾鷹くんの知識の量は、一般人が一生で学び得るものを超えているわけですが、

そうした学力やスポーツは肝要ではないと月城理事長代理はいいます。

多くの人間を導ける「指導者」こそが重要であると主張します。

「まあ、本音を言えばこの学校は大したことが無いと思ってましたよ」

「それはそうでしょう。君にしてみればこの学校のレベルは幼少期のうちに通過した道なんですから」

「あくまでカリキュラムに限った話ですよ。オレはこの学校でやるべきこと、やりたいことの方向性がやっと見えてきたんです。卒業までの間十分に楽しめるとオレは思っていますし、それに優秀な人間はホワイトルーム以外にも大勢いる」

むしろ、ホワイトルームでは絶対に生み出せない人材の宝庫と言っていい。

「私は何も高度育成高等学校の生徒たちを否定しているつもりはありませんよ。君の言うように秀でた才能の持ち主というものは、常に世界の至る所にいるものです。時にスポーツ、時に学力で君を上回る人間も存在するでしょう。ですが重要なのはその部分ではなく、あらゆる状況下で優れた成績を残し、そして大勢を導ける人間の存在なのです

そして唐突の「闇討ち」に負けないよう、指導者は腕力を兼ね備えているものなのです^ー^

しかし「エージェント」って何すかね?

「ボディガード」の親戚ですかね^ー^

「2対1を不公平だとは言いませんよね? あなたは仮にもホワイトルームの最高傑作。これでもこちらは少々不安を感じているほどです」

そうは言っているが、月城には圧倒的な余裕があった。

1対1でも十分に渡り合えると確信して、そのうえで2人で戦う選択をしたのだと直感で伝わって来る。

プライドなんてものは一切ない、盤石の態勢。

未知の実力を持つ大人、それもエージェント級の2人を相手に上う手まく立ち回りつつ、武器の有無や援軍の有無、それ以外の不確定要素を警戒した戦い。

普通ならマルチタスクで脳が焼き付きそうな状況だが、精神的な乱れはない。

不条理、不利な状況での戦闘は幾度となく幼い頃から繰り返し叩たたき込こまれている。

それは人間が生きるために必要不可欠な呼吸を無意識で行う処理と同じこと。

「自分が負けるとは微塵も考えていない、そんな顔をしていますね」

「そんな顔をしているように見えますか?」

底が割れない月城理事長代理です。

ここまでで得たもの。

月城と司馬には戦闘における実力の差が僅かだがあるようだ。

月城が4に対し司馬が6。

動きのキレは司馬の方が上だということが分かった。

オレの勘では月城の方が一枚上手だと思っていたが……。

きよぽんの実力は、よう実の世界の「エージェント級」なのでしょうか。

綾小路くんのパンチ力は、司馬先生の拳と同等の威力らしいですし^ー^

僅かに遅れて振りぬかれた司馬の拳の音が、乾いて耳に届く。

下手にダメージ交換に応じていれば、オレの足は止まっていたかも知れない。

司馬の一撃は間違いなくオレと同等の威力を有していただろう。

いや、それよりも……。

司馬に劣るはずの月城の動きを横目で見ていたが、想定よりも2段階速かった。

「……やっぱり油断できない人ですね、月城理事長代理」

寸前のところで回避したオレは、数年ぶりに戦いの中で冷や汗をかくことになった。

もし直感を信じていなければ、どうなっていたか。

司馬の一撃を受けるだけでなく月城の攻撃を無防備に受けていたかも知れない。

月城4、司馬6という読みそのものが、向こうの術中で作られた偽の情報だ。

意図的に実力をセーブしておき、その警戒心を上回っての攻撃。

「今ので仕留めるつもりでしたが、君の反応速度は常人の域ではありませんねぇ」

あるいは、という可能性を捨てないことが幸いした。

目の前の月城が、司馬に実力で劣っているという不自然さ。

その点だけがオレの寸前での警戒心の引き上げをサポートしてくれたと言っていい。

なんか、バットマンみたいな戦いかたですね^ー^

「子供のように純粋に、力と力だけをぶつけ合う喧嘩ならやりやすかったでしょう。しかし我々大人は負けないために最善の策を取ることを迷ったりはしません。たとえそれが泥臭く、けして格好の良いものではないとしても

こうした膠着状態を破った人物は、3年Bクラスの鬼龍院 楓花です。

「こんな人気のないところで理事長代理殿と担任教師殿が学生を相手に、何をされているのかな? ぜひ私に聞かせてもらえないだろうか」

腕時計の故障が後を絶たない試験です。

 

「実は少し前から大木の裏で様子を見物させて頂いたのだが、つい2対1の状況が見ていられなかったのでね。こうして飛び出してきてしまったのですよ」

もちろん月城や司馬がGPS反応を見ていなかったわけがない。

「もしかしてこれが原因かな? アクシデントで腕時計が故障してしまったようだ」

鬼龍院はそう言って笑うと、表面上が粉々に砕けた腕時計を見せる。

「目の前に学校側の方々がいるのでお聞きするが、何も問題はないだろう? 腕時計が壊れたとしても得点機能がオフになるだけ。どこに行こうと私の自由だ」

「もちろん問題ありません。それにしても腕時計の故障が後を絶たない試験です」

腕時計(活動量計、アクティビティトラッカー、スマートウォッチ)を破壊するのが、

無人島の試験を攻略するテクニックですからね^ー^

???「GPSの痕跡を残さないこと自体は難しくない。腕時計を壊すだけでいいからな」

???「正解~。故意でも故意でなくても、故障は故障。無償で交換してもらえるしね」

???「腕時計で位置を縛るルールが色々仇になることの多い試験だったんじゃないですか?」

元々この無人島試験、秩序とルールを守るための『腕時計』の存在も、やりようでは幾らでも無効にすることが出来てしまう。

不正を防ぐためには腕時計に対して強い縛りを用意するしかなくなる。

故障による交換対応は一度までにする、故障のたびに得点を消費する、故障した段階でリタイアとするなど。

だが縛りを強くすればするほど、今度は別の視点からの不正が可能になる。

ライバルの腕時計に細工をして壊すことなどだ。

それに、本当に事故や不具合によって故障してリタイアになったなら、それこそ納得のいかない特別試験になるだろう。


この学校は、ケンカできないやつはほとんどいないんでしょうね^ー^

やべえ学校だ^ー^

暴力行為は禁止されているはずなのに……。

まぁ、オタクなんて「うるせえよ」ってぶん殴れば終わりだけど^ー^

「見る限り理事長代理と司馬先生の実力はとんでもないレベルのようだ。私がどこまで役に立てるかは分からないが、恐らくそう長くはもたないだろう」

そう言い鬼龍院はオレの真横に立つと、嬉うれしそうに拳を構えた。

「1秒でも2秒でも引き付けて頂けるなら歓迎ですよ」

「言ってくれる。せめて1分か2分は持ちこたえてみせるさ。しかし綾小路、もっとそれらしい格好は出来ないのか?」

「人を殴った経験は?」

「私は淑女だぞ。あるわけないじゃないか」

「……マジですか」

「心配するな。一度くらい殴ってみたいと思っていたところだからな」

「実力」って何なんですかね^ー^

「決着を付けましょう、月城理事長代理」

「私だけなら勝てる───君はそう判断したわけですね?」

余裕も切迫も感じさせない、いつもの笑みを浮かべながら月城が構える。

「では見せてもらいましょうか。1対1における君の本当の実力を」

目の前に立ち塞ふさがっている相手を、対等な敵として迎え撃つ。

月城理事長代理の挿絵です。

カッコよすぎて涙が出てしまいました。

月城理事長代理

月城理事長代理

月城の視界が悪くなったところで、オレはアッパーで顎を振りぬく。

空を見上げた月城は口内を噛んだのだろう、僅かにだが血が噴き出る。

「いつ以来、でしょうかね」

唇から垂れた血を拭い、月城は不気味に微笑む。

「目の前にいるのは高校2年生の子供であることを考えた上で認めますよ。君は紛れもない最高傑作だ」

これまで拳を交えた相手の中でも、間違いなく月城はトップクラスの実力者だ。

月城が1対1で戦って勝てると判断していたのにも十分頷うなずける。

月城理事長代理ときよぽんの実力は拮抗しているようですが、

綾小路くんのほうがわずかに上回ったんですかね^ー^

 月城は左手で地面の砂を握りしめ、それをオレへと振るいあげる。

そして空いた方の手で更に奥深く穴の開いた砂浜に突っ込み、引き上げる。

ここで初めて、月城の笑みが一瞬消え去る。

オレの視線の先は握り込まれたスタンガンを持つ月城の右手。

「どうして、分かったんです?」

「直前まで分かりませんでしたよ。でも、あなたは一瞬の隙も見せられない状況で、何故か足元を確認するように視線を一度落とした。それに違和感を覚えたんです。砂で視界を奪うのが目的ならわざわざ足元を確認しなくてもいい」

左手が砂を掴んでこちらに払ってきた時も、意識はその先にあった。

「それにオレの一撃をわざと受けるような格好になったのも不自然だと感じました」

実力が拮抗していた以上、場の流れを変える必要がお互いにあった。

「出来ることなら、このようなリスクは取りたくなかったんですがね……。保険のつもりでしたが、君の実力は私に焦りを生ませるのに十分なものでした」

右手の力を抜くと、スタンガンが頭から砂浜に落ちて突き刺さる。

「さて、これからどうします? 私は深いダメージを負いましたが……」

視線の先では司馬が鬼龍院を背後から拘束し、締め上げているところだった。

小型船に乗って、真嶋先生と茶柱先生がやってきます。

時間を稼ぎ、この展開に持っていく計略だったようです。

「残念ですが、時間切れですよ月城理事長代理」

モラハラやパワハラ、闇討ち、見えないところで小突く、録音するなど、

社会で重要なテクニックを「よう実」は網羅していますね^ー^

「ひとまず、ですか。これ以上暴力沙汰による力業は勘弁してもらいたいところですね。少なくともこの学校の理念には反すると思いますから。もちろんルールの上で腕っぷしの強さが試されるというのなら、歓迎すべきことではあるんでしょうけれど」

試験の結果

  1. 第1位 2年Dクラス高円寺六助(327点)
  2. 第2位 3年Aクラス南雲雅グループ(325点)
  3. 第3位 2年Aクラス坂柳有栖グループ(261点)

高円寺が1位で幕を閉じました。

ホワイトルムームの理念

天沢一夏の独白によるとホワイトルームというのは、

施設の最終目標は全ての人間を等しく優秀に育て上げること。

人間の限界は遺伝で決まるわけじゃなく、環境で決まることの証明を目指している。

らしいです。

天沢一夏はギフテッド?

天沢一夏は「試験管ベビー(体外受精児)」であるといいます。

サブカルにおいての「試験管ベビー」というのは、

遺伝子操作されたといった意味合いを持ちます。

90年代でとりあげられた設定のひとつで、

TVアニメ『機動戦艦ナデシコ』では、天才児・星野ルリが登場しています。

『GTO』の天才児・神崎 麗美も試験管ベビーという設定だったと思います。

知性は女性から遺伝するとかミドコンドリアは母性由来だとか言ったり言わなかったりしますけど、

両親が極めて優秀な人間の体外受精児である一夏は、

ホワイトルームの理念と相反する存在であると自負しています。

また「知能や性格や精神、それら全てを同一にすることは不可能だとあたしは結論付けた」と書かれていて、

ホワイトルームの思想については懐疑的なようです。

我らきよぽんは、天才児・天沢一夏の成績よりも上回っていたそうですね。

まあ、最高傑作ですから。

そして、きよぽんに憧れてしまったみたいです^ー^

高円寺はショートスリーパー

単独で1位の成績を収めた高円寺はショートスリーパーなのでした^ー^

「私は超ショートスリーパーなのでねぇ。極めてレム催眠が少ない体質なのさ」

「人間の一日の平均睡眠時間は7時間から8時間程度が理想とされている。健康を維持する上ではそれ以上でもそれ以下でも快適な眠りを取れたとは言えないからだ。だが、ショートスリーパーは6時間未満でも健康を維持できる素質の持ち主のことを指す」

「私は退学を恐れません。綾小路先輩を守るためであれば、何でもするつもりです」

ピカチュウみたいにきよぽんにつきまとう七瀬 翼です^ー^

高円寺の英語のテストは2位

高円寺の英語の学力は、トップ層には勝てないってことですかね^ー^

遅れること数分、三木谷たちが高円寺に追い付く。

しかし高円寺の後に1人が受け付けし定員となったことで課題が終わるまで待つことを強いられる。

課題は『英語』のテスト。

1年生から3年生まで参加者は存在するが、内容のレベルは統一されている。

結果は3年生でも秀才とされる堂道が1位を取ったが、僅差で高円寺が2位を獲得。

4点が付与される結果となった。

それは無理な相談だぜ? 宝泉

そして、龍園と宝泉のケンカですね。

このライトノベルの内容の半分はケンカしてますからね^ー^

龍園は宝泉にケンカでは勝てませんでしたが、

石崎とアルベルトを使って闇討ちすることで勝利したのです。

要するに勝てばいいんですね。

GPS? 時計は壊したみたいんですよ^ー^

「簡単な話だろ。腕時計を壊してりゃGPSで認識されることはない」

早い段階で石崎とアルベルトのGPS機能を無効にし、龍園に同行させていた。

1対1だと思い込んだ時点で、宝泉は龍園の戦略に嵌められていたことを知る。

「まさか3対1で、やるつもりか? あぁ!?」

しかし、龍園はリタイアすることに。

龍園はいいやつですね^ー^

「俺はこのまま宝泉とリタイアする」

「それ、大丈夫なんですか?」

「必要なものは全部葛城に託してある。上位3組の入賞は厳しくなったがな」

もしここで宝泉を放置しておけば、まだ綾小路の元へ向かうおそれもある。

かと言って痛めつけた張本人である龍園が姿を消せば、それはそれで問題になる。

ここで龍園と宝泉は1対1の喧嘩をして共にリタイアをした。

という筋書きが、唯一にしてもっとも綺麗な方法だと最初から判断していた。

南雲の実力 「俺とやる気になっ───」

「何をしに行くのかも気になるが、答えられないなら質問を変えてやる。堀北先輩が期待を寄せるだけの実力を持ってるのか俺に見せてみろよ。おまえの本気ってヤツを」

ここまで足を運んできた最大の理由はそれか。

「まさか、ここで生徒会長と殴り合えとでも言うんですか?」

「殴り合いも嫌いじゃないが、俺としてはもっと真っ当な戦いの方が好みだ。この無人島試験が終わっても、学年を越えた戦いの機会は残されてるからそこで相手をしてやる」

「本心じゃないな? おまえは俺が凄い人間だとは全く思ってない」

「そんなことは───」

否定しようとしたが、それを南雲が手で制する。

「3年を総動員して力ちから業わざだけで勝っただけだと思ってるんだろうけどな、それは違うぜ。今からおまえに俺の超能力を見せてやる」

「超能力、ですか」

「12日目が終了した時点でのおまえのグループ順位を言い当ててやるよ」

公開されていたグループは上位10組と下位10組だけ。

全部で157組からその20組を除けば、合流抜きで137組。

もちろんオレの正確な順位を知っているのはオレだけだ。

日付が変わる前の最後の段階、オレの順位は16位だった。

「おまえの順位は……11位だろ?」

南雲はそう自信をもって答えたが、僅かに順位を外す。

しかし、それをオレは外したと笑うことなど出来ないことだった。

12日目は1年生からの襲撃に備えGPSサーチを繰り返した。

仮にその余計な点数の消費がなかったなら、11位も十分にあり得たことだからだ。

全部のグループの順位を把握することなどルール上不可能。

つまり南雲が言いきったことにはそれなりの根拠があるということになる。

「少し違ったか。だが15位16位くらいには入ってるんだろ?」

「そうですね。正直に感心したくらいです」

 

「すみませんが、オレは先を急ぎます。この話の続きはまた今度にしてください」

「簡単に逃がすと思うか? おまえが俺とやると言うまで離れるつもりはないぜ?」

「俺とやる気になっ───」

誤解して喜び勇んだ南雲の胸元を、オレは前触れなく強く押した。

「おまえとやって徹底的に叩きのめす。それが生徒会長としての最後の仕事だ」

意地、だろうか。生徒会長としての自らを鼓舞しこちらの威圧を振り払ってきた。

「俺ッ───!?」

オレは迷わず、南雲の鳩尾に拳を叩き込む。

「あ、やの……こ!」

ワンパンでふっ飛ばされる、南雲生徒会長です。

てか、宝泉どころかこの学校の誰と戦っても負けそうですね。

謎の紙切れ

どうしてこんなことをしているのか、その答えは右手に握られた1枚の紙切れにある。

これは今朝、私がテントの中で目を覚ました時に小さく折り畳まれ忍ばされていたもの。

広げてみた紙には『正午』『K・A』『退学』『I2』と不規則に4つの言葉が並べられ書かれていた。

私が最初にこれを見て思ったことは2つ。

1つはこれを書いた人はとても字が綺麗で、お手本にしたいくらいだと思ったこと。

私はこれを見た瞬間、意味を読み取ってしまった。

綾小路清隆のイニシャルだと。

紙切れを書いたのは誰なんでしょうね。

天沢ではないみたいですが。

綾小路くんは、堀北の友達?

「それで、堀北先輩は何を知ってるの?」

何を知っている?

彼は……綾小路くんはこの学校に入学して出来た初めての……友達。

そう、一応友達と言っても良いはず。

席がたまたま隣りだったことから、色々と話すようになって……。

最初は普通の生徒だと思っていたけれど、実は想像よりもずっと頭が良かった。

兄さんにもいち早く認められていて、格闘技にも精通している。

だけど普段はそんな自分を隠していて静かな学校生活を送りたがっている人。

彼の実力面を知る人はまだ少ないけれど、それ以外に他の人と持っている情報は大差ないのかも知れない。

「私はこれから先、卒業するまでの間、ずっと彼のことを知り続けたいと思っている。クラスメイトとして……友人として、今のあなたよりも遥かに」

それが今の私の願いであり、嘘偽りのない気持ちだ。

綾鷹と同じホワイトルーム特有のものを天沢からも感じ取ったようです。

「何者なの、あなた。昔の綾小路くんを知ってるみたいだけど……」

ひとつ確かなのは、この天沢さんも彼と同じく奇妙な強さを持っているということ。

兄さんと相対した時、宝泉くんと相対した時の綾小路くんの見せた強さの片鱗。

天沢は、手負いながらも、伊吹と堀北の相手をしました。

 

1年経ちますけど、よう実の2年生は、あまり話が進んだ気がしませんね。

この巻は格闘シーンばかりですし。

時計を壊して、ぶん殴るのが解答ですから^ー^

癌(櫛田)も、綾小路グループのみなさんも、軽井沢さんも登場しない巻となりました。

2年生編は時間が経ってからまとめて読んだほうがいいような気もします^ー^

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