おもしろいことがあった。
周りが時計について話していて、
若いときは、時計のブランドでマウントをとったのだという。
この話をきいていて、小学校のときを思い出した。
プールに遊びにいくときに祖父の時計を借りて、
その時計を無くしてしまったことを、だ。
後々になって知ったが、無くした時計はとても高価なものだった。
成長するにつれ「高い時計に興味がないの?」「高い時計はもっておいたほうがいい」といわれるようになった。
大学3年になると「アルマーニでキメないと」なんていっていた。
ハミルトンのスーパーコピーでいいだろとは思った。
恩師に40万の時計を貰ったひとは喜んでいた。
クオーツでない機械式の時計なのに……。
知り合いのサイコパスは100万の時計を欲しがっていた。
時計はステイタスや信用の保証であることは理解はしている。
リセールバリューが高く、持っていて損がないプロダクトだろう。
アップルウォッチなんてものもあるが、
Suicaが使えるのがアップルウォッチの最大の利点だ。
財布を持たなくて済む。
睡眠時間がわかるというのも利点だろう。
時間だけでなく、生活も定量化できるようになったといえる。
欠点は電池持ちが悪いところだ。
スイカは iPhone と紐付けされていないので、
アップルウォッチを忘れると買い物どころか電車に乗れない。
世の中にある大抵のモノは右利きの人に向けてつくられている。
改札を通る際には、右手にアップルウォッチを着けないといけないところだろうか。
Andorid 端末は、長らくスイカに対応したスマートウォッチがなかった。
Garmin (ガーミン)が対応した。
vívoactive 4 がいいだろう。
vívoactive 4 と vívoactive 4S の違いは重量だ。
vívoactive 4 は 50g だが vívoactive 4S は 40g である。
vívoactive 4S は、文字盤が小さくなっている。
また、SONY の wena 3 がスイカに対応している。
wena 3 というのは、時計のバンドに wena 3 なる装置をつけることで、
従来のアナログの時計をウェアラブルデバイスにするものだ。
では、俺っちが何の時計を着けているのかというと、
安全と信頼を誇る、中国の Xiaomi mi band4 だ。
アクティビィティトラッカー(活動量計)とカテゴライズされている。
日々の睡眠時間や歩数がわかるだけでなく、
着信や心拍数などもわかる。
ストレスがあるときに心拍数を計ることによりストレッサーの度合いがわかる。
指定した時間にバイブレーションをしてくれる機能が便利であり、
時針や時字をみる必要がない。
電池持ちが良く、3週間は充電しなくていい。
また、軽いのもいい。
22g しかないので重さが気にならない。
2000円で買ったものだが2万ぐらいに見えると言われる。
俺っちは、もともと時計を着けない人間だった。
底辺技術職だったので時計が邪魔だった。
旋盤のときに手元に違和感があるからだ。
時計を着けないひとは、手元に重みがあると感じるから着けないのだろう。
昔は懐中時計を使っていた人が今はスマートフォンになった。
「時間を知りたきゃスマホを見ればいい」
もっともな意見だ。