前作ではダメな男を好きになってしまう女性像が描かれていた。
いれる方ではなく、いれられる方の気持ちを学んだ。
「オタクは看護師のナオンを狙え」って教わった。
前々作は将来や進路の分水嶺と向き合ったときに、どう選択するかを指南してくれた。
前々々作は、みんなと何かをなしとげてハイタッチする高揚感があった。
では、今作は?
俺っちは、適当に年上に甘えるゲームだと思っていた。
年上に優しくされるゲームだと思っていた。
蓋を開けて見れば、幼馴染との再開、修学旅行、テスト勉強、クリスマス、新年、バレンタイン、二人だけの修学旅行。
そして、引っ越し騒動、と。
まさに、「青春」のオンパレード。
想像の翼を広げて、物語の世界へ飛んでいきたいと思える作品だった。
「特別でもなんでもない、一緒にいられる普通の毎日こそが。いつでも最高の記念日。」
というセリフが俺っちの胸を打った。
イインチョかユイちゃんかで迷い、ユイちゃんを攻略しようかと思ったのですが、
時間の都合や環境が悪かったのでもカナちゃんしか攻略できませんでした。
アウトラインを読んで、カナちゃんルートのお話に力が入ってそうなので、
とりあえず、カナちゃんを攻略してみました。
ちなみにキスシリーズでは、ハルキスの八住伊月ルートが好きですね。
『アマガミ』のパクリでしたが、『アマガミ』を超えたんじゃないでしょうか。
あらすじ
親の都合で幼い頃を過ごした街を離れ、再び親の都合で戻ってきた。
これから始まる新しい生活に胸を躍らせつつも、記憶の中の姿と重ならない風景に俺は少しの寂しさを覚えていた。
引っ越しの整理も一段落し、買い物に出かけた先でひとりの美少女とすれ違う。
「ソウ……くん……!? ソウくんだよね!?」
その美少女の口から出た言葉は実に懐かしい、数年ぶりの俺の呼び名だった。
驚きつつも美しく成長した彼女をみて戸惑いを感じる――
偶然と必然の絡んだ出会いをきっかけに、忘れかけていた恋愛模様が、再び蘇ってくることになる。
帰ってきた場所で果たした再会、そして新しい出会い。
この先にどんな未来が待ち受けているのだろうか――
登場人物
カナちゃんの町娘が可愛くて良かった
五ヶ谷家で勉強会をする
???「思い出なんてのは自分の心のにあればいいんだ。いざとなれば、買い戻せばいいんだ。」