Q:サトシくんが石になったときポコモンたちが泣いたのは何故か?
A:自分のレゾンデートル(存在理由)がわからなくなったから。
ミューツーはアイデンティティ・クライシスに陥っている。
自分が世界に存在する理由がわからず、人類に対し、己に対し、「逆襲」するのだ。
ときとして、私たちも「なぜ産まれてきたのか」「産まれてきたくて産まれてきたわけではない」といった強い葛藤にさいなやまされる。
ゴーギャンではないが、「我々はどこから来たのか。我々は何者か。我々はどこへ行くのか」である。
それでも、そんなことは考えることは全て無駄で、産まれてきたからには生きるしかないといっている。
カスミ嬢の「さあ、いるんだからいるんでしょうね」は、産まれてきた意味……ひいては存在理由への解なのである。
近年こどおじに、なろうが流行っている。
そう、彼らはミュウツーなのだ。
ちなみに俺っちは「子供部屋出禁おじさん」なんで^ー^
※なろう……コミカライズまでの流れができているKADOKAWAが好きなジャンル。