パーソナル・コンピュータの部品を取りかえた話。

気分でパーソナル・コンピュータ(以下 P さん)のパーツを取りかえようと思いました。

環境としては、現状に満足していて特に不満はありません。

しかし「世代が古い」みたいなので交換しました。

遺伝子の観点からみるに、

Z 世代との「人間の性能差」は顕著なものであり、

すなわち、ズーマーズとの「ジェーン・バトル」では負けまくっていますが、

そんなことはおかまいなしに、P さんのパーツを交換しました。

とりあえず、CPU やマザーボード、揮発性メモリなどのパーツを交換して、

8年ぐらい使っている電源ユニットに火を入れました。

そうそう、マザーボードは安いものにしました。

有識者曰く、

現代のマザーボードに使われているコンデンサは良いものなので、

高かろうが安かろうが「どれも同じ」だというのです。

俺っちはとても感銘を受けました。

畢竟、行動に移し、安いマザーボードを購入しました。

フォームファクターは microATX なわけですが、

ケースに取り付けてみると、

ATX と比べて、ゆとりがない気がします^ー^

また、I / O が USB2.0 とか貧弱な気がするので、

8年ないし10年後ぐらいに買うときには、

ATX の中位のマザーボードにしようと思いました^ー^

現代の Windows は、

環境や構成を変えようが機械的に動く仕様になっており、

クリーンインストールせずとも、

ストレージを挿すだけで Windows は動きます。

すなわち「継承」できるのです。

親から子、そして孫へ……連綿と続いていく――

いわば「伝統芸能」なのです。

高耐久な M.2 SSD や PCIe SSD で環境を構築しておけば、

どんなマシーンでも動くため、

たぶん、この方法が正しいのではないかと思われます。

Windows を起動してみたところ、

恥ずかしながら何が変わっているかわかりませんでした^ー^

ですが、6コア12スレッドですし、

メモリはどこのものか知りませんけど、

32ギガあります。

I / O速度も 3200MHz あるので速いはずです。

しかし、何が違うのかわかりません。

俺っちは Chromebook で十分なのかな^ー^

官能評価ではいけないので、

Linpack(リンパック) を使うことにしました。

変更前のシステムのスコアは、

15000 15000 4 13.313 169.0374 2.383860e-10 3.754620e-02 pass
15000 15000 4 13.310 169.0739 2.383860e-10 3.754620e-02 pass
18000 18008 4 22.880 169.9573 3.012383e-10 3.298929e-02 pass
18000 18008 4 22.831 170.3261 3.012383e-10 3.298929e-02 pass
20000 20016 4 31.320 170.3117 3.488892e-10 3.088433e-02 pass
20000 20016 4 31.368 170.0495 3.488892e-10 3.088433e-02 pass
22000 22008 4 42.644 166.4881 4.480804e-10 3.282012e-02 pass
22000 22008 4 41.572 170.7797 4.480804e-10 3.282012e-02 pass
25000 25000 4 60.590 171.9424 5.548119e-10 3.155017e-02 pass

であり、

170 GFlops 程度となっています。

新しいシステムは、

15000 15000 4 6.379 352.7839 1.862011e-10 2.932698e-02 pass
15000 15000 4 6.352 354.3158 1.862011e-10 2.932698e-02 pass
18000 18008 4 10.807 359.8346 2.604605e-10 2.852363e-02 pass
18000 18008 4 11.484 338.6261 2.604605e-10 2.852363e-02 pass
20000 20016 4 15.995 333.4914 3.714703e-10 3.288326e-02 pass
20000 20016 4 15.923 335.0050 3.714703e-10 3.288326e-02 pass

大体 350 ギガフロップスです。

検証により得られたスコアから、

2倍程度の性能差があることがわかりました。

ベンチマークで表された、350ギガフロップスというのは、

8年前の Core i7 5960X とほぼ同等ということになります。

https://www.pugetsystems.com/labs/hpc/Linpack-performance-Haswell-E-Core-i7-5960X-and-5930K-594/

また、4年前のキモオタの掲示板をみてみると、

新しいシステムが、なかなかに性能が良いことがわかりました。

Post Your Linpack Score
In case you missed it, the latest version of Linpack Xtreme has a benchmarking feature. I'm wondering... how many GFlops your getting, how long in time/s, and ...

6コア12スレッドといっても、

性能を発揮しているのは 6コアのみであり、

ハイパースレッディング・テクノロジーがもたらすパフォーマンスへの寄与はわずかなものだとわかります。

8年ぶりに P さんのパーツを新品で買ったわけですが、

正直、何が変わったのかわかりませんでした。

年賀状を P さんで作るだとか、

デジカメの写真を管理するだとか、

オーガナイザーとして P さんを使うとかの役割や用途はもはや一般の家庭にはないような気がしますが、

やはり、P さんは一般家庭に1台はあると便利だと思います。

最近のクソガキや小娘は P さんでゲームをやるようですが、

ゲームをやらなくても、Pさんは家庭にあったほうが便利だと思います^ー^

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