kurau phantom memory クラウファントムメモリー

2000年代のBONSとGONZOがつくるアニメは、話が素晴らしいので、ひと昔前のゼロ年代のアニメを見たいならボンズやゴンゾの作品を見てほしい。

『ラーゼフォン』と『KURAU Phantom Memory』を組み合わせたのが『交響詩篇エウレカセブン』だろう。

俺っちはエウレカセブンは楽しめなかった。

携帯電話の動画配信をやり始めて印象には残っているが、ホランドがレントンを蹴るシーンと303デビルフィッシュがカッコいいと思ったぐらい。

ランキングにするなら、

SS ラーゼフォン カレイドスター

S  キディ・グレイド ロミオxジュリエット KURAU Phantom Memory

A ソルティレイ

B 絢爛舞踏祭 ヴァンドレッド

D エウレカ

こんな感じである。

 

KURAU Phantom Memoryをみるときは一気見をするのではなく、毎週1話ぐらいのペースで見た方がいい。

1話は設定説明、15分で10年たつ。

序盤は同じところにとどまらず逃避行を続ける。

すみかを変えまくる。

10話から話の雰囲気が変わる。

18話からまた変わる。

静謐な雰囲気にあいまってアルプスの風景がキレイです。

戦闘が段々ドラゴンボールっぽくなるけど。

24話の最終話は最高です。

最終話を見てから1話を見るとまた感動します。

アドベントカレンダーがクラウとクリスマスの死期を伝えるようで泣けてくる。

クリスマスに見たいアニメでクラウが挙がらないのはなんでかな?

12月1日から視聴を始めて、

クリスマスに最終話を見れるように調整するのもいいかもしれませんね。

 

思ったのは、利益を優先してつくっていないじゃないかということ。

たとえば主人公は女性だけど、男の方が人気がでる。

見ていけばわかるが、ストーリーを優先するなら女性でないとダメ。

ひとを選びますが、大人が見ても楽しめるでしょう。

アニメの絵柄がオタクに媚びていないのもいいですね。

深遠な隣人愛や家族愛を学ぶのにもぜひ。

ちなみにこれを見たことがあるオタクは今まで会ったことがないですね。

つまり、パンピーにもオススメです。

追記:インタビューにて言及あり。

アニメは、「製造業」なのかもしれませんね。

アニメーション監督/JAniCA代表理事・入江泰浩 ロングインタビュー!(アニメ・ゲームの“中の人”第6回) - アキバ総研
(2ページ目)[アキバ総研]アニメ・ゲーム業界の第一線で活躍するクリエイターたちにインタビューを行い、仕事の流儀や素顔に迫っていく本連載。第6回はアニメーション監督で、日本アニメーター・演出協会 (JAniCA)の...

―「KURAU Phantom Memory」(2004)では、入江監督は企画の段階から関わっておられたそうですね。

入江 「主人公のクラウとクリスマスのWヒロインによる、未来を舞台にした活劇もの」という企画を、最初にボンズさんに提出しました。企画を出す段階で、自分の中で6話くらいまでの簡単なプロットとシナリオ、それに1話のシナリオを基にした絵コンテは描いておりまして、それらを企画書にまとめて出したという感じですね。完成作品では内容は大きく変わってはいますが。それがしばらくしてから、南雅彦さんから「あれやるよ」とお話をいただいて、本格的に動き始めました。

―企画に対する南さんからのコメントは?

入江 これを出した時、「これは女囚ものなの?」とか、「SF部分が弱いよね」とかいうお話がありました。「女囚」というのは女性が主人公で、いろいろな困難に遭遇しつつ、物語が展開していくという意味で言われたのだと思います。ただ、当時「女性が戦う」というのが、アニメ作品として今ほどメジャーではなく、「KURAU」という作品が「なぜ男性のヒーローではなく、女性のヒーローになるのか」、「クリスマスとペアになるのが男性ではなく女性で、しかもバトルする」というのが、なじみのないことだったようで、それをどういうふうに作品として成立させるのかと考えられたようです。吉永亜矢さんの女性の視点やSF関係のアイデアを提示してくれる方たちの協力で成立させよう、というのが南さんの中にあったのだと思います。その段階で南さんのほうから、「売りとして弱いので、ロボットを出すとか、パンチのきいたものって何かないのかなぁ」と言われたのですが、その当時の自分の中で「この作品にロボットを出すのは、『シティーハンター』で冴羽獠がロボットに乗るようなものだ」という思いがあったものですから、それは反対して、南さんも困った顔をされていました(笑)。作品を成立させるためのアイデアはいろいろと出していただいたのですが、最終的には自分のイメージに合わせて作品制作を進める形になりました。

―アニメのクレジットタイトルを見ますと、入江監督は吉永さんと第23~24話の脚本を書かれていますね。

入江 ラストは共同でした。シリーズ全体も、お話の骨子になる部分はこちらで考えたのですが、「アニメの脚本を、いきなり入江に書かせるのか」という、プロデューサー判断があったのだと思います。そこで、どういった方がいるのかという話になり、南さんから吉永さんをご提案いただきました。玉井☆豪さん、鈴木やすゆきさん、吉田伸さんについては、吉永さん経由で紹介していただいた形になります。

──「KURAU」はアニメ作品ですが、実写寄りの人物描写も多くあるように感じました。

入江 「アニメでも人間の表情であるとか、お芝居であるとか、立ち振る舞いというのを丁寧に描くことはできる」という考えがあり、当時は「キャラクターの感情をデフォルメではないところで表現したい」という欲求も強くありましたので、そのような演出をしました。今思うと、TVアニメとしてはかなり無茶なものを、現場に求めていたとは思います。

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