第15世代インテル CPU が今月の10月26日に発売される。
深夜の販売も含めれば、25日の24時から手に入る。
販促イベントもあり、賑わっていることがうかがえる。
12世代から14世代まで互換はあったが、
ソケットの形状は LGA1851 に変わることになり、
新しいマザーボードが必要になる。
簡易水冷などは LGA1700 のモノが流用できるという。
エンドユーザーの多くは、
CPU をオーバークロックをしない時代になった。
しかし、知らず知らずのうちに、
Intel Turbo Boost Max Technology 3.0 ( ITBMT 3.0 )などを使うことになるだろうし、
コンポーネントが充実しているといった理由から、
Z890 のマザーボードを使用するキモオタクが多いだろう。
アスロックの「 Z890 Pro RS 」をみてみることにする。
外観は Z790 のときよりも洗練されており、
近代的かつ記号化されている。
Z790との相違として、
CPU に直結された PCIe Gen 5 の M.2 SSD が使えるようになったことが挙げられる。
これにより、マイクロソフト WINDOWS オペレーティングシステムがさらに高速化される。
刮目すべきは、Thunderbolt 4・USB4 Version 1.0 が使えるようになったことだ。
最大 40 Gbps (PCIe は 32Gbps )でデータを転送できるため、
USB 4, Thunderbolt 4 の M.2 SSD ケース・エンクロージャーなどを用意して環境を整えれば、
ここから OS をブートできるようになる。
複数の OS を使うときシーンで便利だ。
データ転送も速くなるので、
動画編集や RAW 現像といったシーンでも活躍が期待される。
SIGMA fp L などは M.2 SSD に写真や動画を保存できる。
そういったクリエイティブなシーンでも活躍するだろう。
ハブやドッキングステーションを使用する際も、帯域を気にせずに使えるようになるだろう。
懸念となるのが、
USB 4 の帯域は理論値で 40 Gbps ( 8ビットで割ると 5000 MB/s )だが、
3000 MB/s で通信できるのが関の山らしい。
なので、まあ、適当な速度の M.2 SSD を使えばいいんじゃないですかね^ー^
外付け HDD でコピーしていた時代よりも速いんで良しとしますか。
1日にかかっていたようなコピーがすぐに終わるしな。
M.2 SSD のケースを選ぶのが難しいような気もする。
コントローラの相性などもあるし、
なにしろ、高えしな。
HDD のストレージケースも Type-C 対応のモノがあるので、
そいつらでいいかな。
13世代 i7 の環境のユーザーは、取り立てて環境を更新する必要はない。
よりブラッシュアップされた16世代に期待すべきだし、
10年後ぐらいに更新したほうがいいだろう^ー^