一日中、机に座っている社畜の皆さんや1日15時間ぐらい机に座っているニートの皆さんも、
家で寝ながらパソパソしたいと感じているのではないでしょうか。
家に帰ってから机に座るのが億劫ですよね^ー^
俺っちは常日頃から痛感しているので、「寝ながらパソパソ」してみることにしました。
ちなみに「パソパソ」というのは、VDT作業やコンピューティングをすることです。
俺っちの造語になります。
スマートフォンの場合は「スマスマ」です。
寝ながらパソパソというのは、文字通り寝ながらパソコンをやることです。
まず、タブレット端末は不適だと思いました。
モニタアーム等で固定したとしても、タブレットまで手を伸ばすため腕が疲れたり、
マウスなどのポインティングデバイスで操作する必要があったり、
安いタブレットだと eMMC の I/O 速度の遅さが気になったり、
別途、端末を用意するためコストがかかったり、
そもそも端末を変えるため、
たとえ、G Suite Business を利用していてもやっぱりだるかったり、
懸念すべき点が枚挙にいとまがないからです。
普段使っている端末やサブで使っている端末から、
寝ながらパソパソする装置へシームレスに移行するのにはタブレットは向いていないのです。
ラップトップ(ノートパソコン)も同様で、
木などで固定する装置を作るにせよ、
キーボードまで手を伸ばすので疲れると断言しておきましょう。
耳学問で完結する現代社会のありがたみを感じつつ、
ツーチャンネルで情報を適当にあさっていたところ、
220 :不明なデバイスさん:2012/02/04(土) 21:30:14.71 ID:hChcnQSe
LA301 と LA302 を結合したらどうかと思ったけどそれだと価格的にうまみがないか246 :213:2012/02/10(金) 20:42:29.44 ID:7Mow0Gf9
CR-LA301、CR-LA302、六角ボルトセット M8×15mm、ステン六角ナット(M4 8個入)
全部で5000円くらい
スパナはないときついかも(M8、M4六角ボルト用)
2012年と比較的信用可能な年代ですし、
「これなら、寝ながらパソパソできる装置が作れるンゴねぇ」ってなったので実行しました。
また、実際に試した人もいて、その方の情報を元に自作しました。
3ヶ月ほど使ってみて、長所や短所もわかるようになりました。
インプレッションとしては、大きなタブレットを想像してもらえるとわかりやすいかと思います。
すごく大きなタブレットです。
インプットには全く向きませんが、アウトプットならある程度できるか、と。
PCではなく、大きなタブレットであると強く意識して運用しました。
Logitech® MMO Gaming Mouse G600
ツイッターのオタクに相談してみたところ、白羽の矢が立ったガジェットがあります。
G600というマウスです。
寝ながらパソパソするのに必須な G600です。
写真をみてください。
マウスにはたくさんのボタンがあって、
それらにキーマクロを割り当てられます。
このマウスだと寝ながらだと打ちづらいショートカットキーを打てるのです。
寝ながらのパソコンの操作でトラックボールの方が適していると考えがちですが、
あれはショートカットキーを打てません。
左手デバイスでいい気もしますが^ー^
俺っちは頭が悪いので、最初はよく押し間違えたり、
ボタンに割り当てたキーアサインを忘れたりと努力が必要でしたが、
今となっては、寝ながらパソパソするに必須なデバイスだと考えています。
むしろ、キーボードの入力が困難なので g600t さえあればいい気がします。
シフトやオルト、コントロール、エスケープキーは勿論のこと、
基本的なウインドーズ操作の win + e や win+Tab, ctrl + win + d, ctrl + win + ←, ctrl + win + → 等のショートカットを皮切りに、
36通りのキーバインドを割り当てています。
欠点として寝ながらのマウスの操作は肩に負担がかかる気がします。
使い始めはボタンに割り当てた機能を忘れますが、慣れたとしても忘れます。
Logitech® Wireless Combo MK240 / MK245 NANO
これもツイッターのメディアリテラシーが高いオタクにオススメされたモノですね。
寝ながらだとテンキーが打てないのでフルサイズのキーボードは諦める必要がありました。
ベッドにケーブルは無い方がいいので無線であることもメリットですね。
横たわっての文章入力は、やりづらいので、
「音声入力」の方を試行錯誤した方がいいと思います。
俺っちはキーボードでの入力は諦めました。
遊びで使う分には問題ないですが、
仕事で使うなら文字入力が課題となります。
ツイッターのオタクからもらったスピーカー
そこら辺に転がっているコードをぶった切ってスピーカーケーブルの代わりにしています。
ケーブルは太いので、
AWG(アメリカンワイヤーゲージ)の観点からみても、
問題ないと思います。
これは必須ではありません。
HDMI 切り替え器
ブルーレイディスクプレーヤーとPCの映像ケーブルを挿抜せずにモニタに出力したいので、
HDMI 切り替え器を使っています。
PCでブルーレイのメニューが表示できるソフトは限られています。
普段使用している、CyberLink の PowerDVD でもメニューが再生できます。
なので、ブルーレイディスクプレイヤーがいるかどうかは悩みでしたね。
モニターアーム( HP BT861AA )
最初はエルゴトロンのモニターアームを買おうかと思ったんですが、
OEM のヒューレット・パッカード社のモニターアームにしました。
アマゾンから売っているモニターアームもエルゴトロンの OEM です。
OEM を選ぶ理由は単純に安いからです。
加えて、前述の CR-LA301 と CR-LA302 をモニターアームと組み合わせます。
ディスプレイの設定を「表示画面を複製する」にすれば、
机上にあるPCと同じ画面が出力されます。
ここまで走り書きしましたが、
重要なのは、モニターアーム(HP BT861AA)と CR-LA301 , CR-LA302 です。
あとネジやナットとそれらを取り付けるレンチですね。
- HP BT861AA
- SANWA SUPPLY CR-LA301
- SANWA SUPPLY CR-LA302
- M8×15mm ネジ
- M4 の六角ナット
- レンチ
考察とこれからの展望
3ヶ月の検証の末に装置そのものを解体しました。
仰向けで寝ながら操作するということは、同じ姿勢で肩だけを使うからです。
土日は寝たきりになるので体裁の問題もありました^ー^
また、マイナスファクターとして文字の入力が挙げられます。
左右に分離できるキーボードが望ましいのかもしれません。
突き詰めるなら、SmartNav の導入や 電動のリクライニングベッド、介護用ベッドにするなど寝具も検討の余地がありそうです。
Chromebook でよくね? とかは無しですよ^ー^
正直、リクライニグチェアでいいとは思いましたが^ー^
俺っちは田舎者なのですぐに結論を出し、寝ながらパソパソするのを辞めました。
ときには、じっくり付き合う必要もあるかと思います。
寝ながらパソコンを試したい方は試しましょう。
知識はいりませんが費用は結構かかります。