Blu-ray Disc のメニューはこんな感じです。
映画の内容としては、10年後に開かれる同窓会みたいな感じでしたね^ー^
映画館にも行ったんですけど、ブルーレイも通しで見たので感想を書きます。
BDの音声は 2ch 側が、24ビットになります。
『コードギアス 復活のルルーシュ 』 Mini Story
思考エレベーター(アーカーシャの剣)があったCの世界から帰ってきて、
ルルーシュ君が皇帝に即位するまで1ヶ月あったと思います。
そのあたりの出来事が、Mini Story で書かれています。
ルルーシュ君とスザク、C.C. は同士になり、バグダードに潜伏していたみたいです。
あとは、即位直前の話と最終話のパレードの直前の話です。
これから読む人は、入手してまで読む必要はないですね。
???「ゼロ・レクイエム……それが、最終章のタイトルだ」
???「俺が膝を折ったのは、君が皇帝だからじゃない。君の、覚悟に敬意を表するからだ」
???「これで俺たちがゼロになる」
???「そうだ、スザク。無になるんだ」
ルルーシュのギアス・「絶対遵守」 vs シャムナのギアス・「無限新生」
「先読みのギアス(予言)」を使い、ジルクスタン王国を支えてきたのがシャムナです。
ジルクスタン王国はギアス嚮団(読み方は、きょうだん)から分かれた「ファルラフ」を枢軸とした「ギアスユーザー」の国です。
ルルーシュ君が、神(集合無意識、人の心と記憶の集合体、輪廻の海、大いなる意思、人類の意思)を殺したことでCの世界のシステムが壊れ、
前任の聖神官からシャムナへの「コード」の継承があいまいになりました。
「先読みのギアス」から変化したのが、今回の映画で登場する「無限新生」と呼ばれる最強クラスのギアスになります。
死ぬことで発動し、6時間前のシャムナ自身に意識や記憶を飛ばすというもの。
Cの世界の理が乱れているため、ルルーシュ君と同様にシャムナは、ギアスユーザーでありながらもコードの刻印を持ちます。
そのため、作中では C.C. (シーツー)に「なりそこね」と呼ばれています。
ブリタニア皇族というのは、ギアス能力者の末裔です。
ギアスは「王の力」と言われていますが、一般人よりもブリタニア皇族は強力なギアスユーザーになりやすいとされています。
実はルルーシュ君は、最強のギアスユーザーとなるべく遺伝子操作がなされています(インナー赤斑値やR因子など)。
強力なギアス能力者ほどコード保持者になれるからです。
つまり、「絶対遵守」のギアスは人工的に生み出されたものでした。
ナナリーも最強クラスのギアス能力者になれますが、
この2人がギアスユーザーとしてはトップでしょう。
???「お前たちの力が必要なんだ」
???「わたしが予言をすれば、どんな相手にでも勝てる」
???「わたしが不死身なのは、Cの世界側に構築された肉体を欠損部と入れ替えるからだ」
シャリオ VS スザク
いままでバイザーを付けた厨二病アニメキャラというのは、
こういうやつや……
こんなやつがいましたが……
その、集大成や最終形、完成形態ともいえるのが、
ジルクスタンの国王であるシャリオです。
???「僕は世界一の戦士になるためなら何だってするからね。大切なものを守るためには純粋な強さが必要だ。君のように……無垢なる狡猾……純然たる賎陋(せんろう)」
???「ハッ! 姉さんの予言どおり」
まず、何で本編に出なかったの? ってレベルで強いです。
ラウンズ、ジェレミア、スザクやカレンに比肩するナイトメアの実力があります。
薬物を使用したシャリオのメギストスオメガモードは、「ギアスの呪い(『生きろ』というギアス)」を使ったスザクと拮抗していました。
冒頭での戦闘は、姉のシャムナのギアスを使用することでスザクを捕らえることに成功します。
つまり、何度かスザクに負けたってことですね。
スザクの敗因は儀式用で武装が整ってなく、フロートシステムも切った機体(UPI-01 真母衣波 壱式)で時間かせぎだったってのもありますが^ー^
スザクは式典用の武装でもシャリオに勝っているんですね^ー^
シャリオが駆る、KPX1 ナギド・シュ・メインの「メギストスオメガモード」は、残像すら見えるほどの高速戦闘を可能とします。
???「メギストス・オメガ」
隠し腕ですね。
サンライズのロボットアニメらしさがあって興奮しますね^ー^
???「引き分けなら負けにはならない!」
スザクに負けますが、彼の強さにかける執念は狂気に迫るものがありました。
余談ですが、コレと似ているなぁって思いました。
海は何を意味するか?
海は生命の象徴ですからね^ー^
クジャパットのギアスは誰からもらったものか?
ギアス嚮団の残党であるクジャパットのギアスは、人物の認識を入れ替えるというもの。
V.V.(ブイツー)もしくは前任の聖神官から貰ったものだと思われます。
ちなみに、ギアスの使用回数制限はなく、オンオフを切り替えられるタイプのようです。
手をつなぐ表現について
手を繋ぐ表現は、精神的な紐帯としてよく描かれます。
アラムの門の前でC.C.に手を差し伸べるルルーシュ君ですね。
???「いいたいことは色々あるが……ただいま、C.C. 」
IFX-V10C1 月虹影に搭乗するシーンで、
ルルーシュ君は、 C.C. が差し伸べた手をとりません。
Cの世界に行ったときも、すぐに C.C. の手を離しますよね^ー^
これはね、恥ずかしかったんですよ^ー^
そして、エンドロールでは手をつないでいます^ー^
壁画が意図するものは?
地下水路のシーンで登場する壁画が意図するものは何でしょうか?
これではよくわかりませんね^ー^
雑に繋げてみましょうか^ー^
はい。Cの世界にある人々の意識ですね^ー^
ちなみに物語の終盤だと、Cの世界が修復されてきているのがわかりますよ^ー^
あの不気味なシーンは何?
弟のシャリオが死んだことにシャムナは慟哭したのです。
ナナリーは水面に反射するのに、シャムナやルルーシュ、C.C. の姿が水上に照り返さない理由は?
C.C.やルルーシュ、シャムナは、Cの世界に意識ごと完全にアクセスできますが、ナナリーはできません。
これは、実存と本質の表現ですね。
色が付いているのは現実世界の部分ですね。
意識を完全にCの世界にアクセスできる C.C. やシャムナ、ルルーシュ君は水面に姿が反射しません。
ここのシーンとかはわかりやすいですね^ー^
ナナリーだけがウユニ塩湖のような水面に体が写っています。
流星群は何だったの?
流れ星は人々の意識です。
Cの世界にある、シャルルの欲望の残滓が取り巻いていた「色んなひとの心のこり」が開放されたのでしょう。
人々の願いが降り注いだことで世界が平和になった演出です。
ギアスとは願いですからね^ー^
「ギアスのカケラ」と呼ばれています。
C.C. とカレン
C.C. とカレンは一緒に暮らしていた時期がありましたからね^ー^
C.C. との別れは、カレンなりに思うところがあったのでしょう。
???「忘れ物」
???「あ……ああ……ありがとう」
???「何? 1人で行っちゃうの?」
???「わたしは、表立ったグループには入れないしな。たまに顔を出すよ」
C.C. が持っていたぬいぐるみは、玉城が商品展開している「もこちー」というキャラクター商品らしいです。
L.L.(エルツー)
???「名前か。じゃあ、ルルーシュ・ランペルージから取って、L.L.(エルツー)というのはどうだ?」
???「えっ?」
???「ダメかな?」
C.C. は嬉し泣きしてしまいます。
ルルーシュ君は、笑わせてやると約束していましたからね。
これは、2人で一緒に生きていくってことです。
いわば、プロポーズみたいなものです。
コードギアス
ギアスは、これからも連綿と続いていきます。
まるで、コードのようにです。
――コードギアスなのだから……。
???「ギアスがあれば、お前は生きられるか。しかし、その力はお前に人の世に生きながら、人とは違う理で生きることを強いる。異なる摂理、異なる時間、異なる命、王の力はお前を孤独にするかもしれない。覚悟なき者からはギアスを奪おう。しかし、その覚悟があるのなら……」
ピクチャードラマ「 Re;f 103.00 深海のカケラ」
深海のカケラの時間軸は、ゼロレクイエムから十数年後になっています。
悪逆皇帝の名は今でも有名なようです。
不老不死のコンビの活躍がうかがえます。
???「やはりな。言葉の真贋を判別するギアスだったか」
???「星のカケラが俺に力をくれたのさ」
???「L.L.(エルツー)が命じる」
???「わかったぞ。お前も俺と同じ魔法を使うんだな」
???「ギアスのカケラを回収させてもらうとしよう」