第19楽章「ブルーフレンド」より第15楽章「子供たちの夜」の方が泣けましたけどね。
『ラーゼフォン』を観ようと思っている人は観たほうがいいです。
俺っちのオススメするアニメのひとつです。
さて、ブルーフレンドといえば、「アヤトクンサヨナラ」でしょうか。
フランスの国旗を背景に、綾人君と朝比奈が立っているカットをみてください。
青色には朝比奈が立ち、赤色には綾人君が立っています。
血の色が青色は「ムーリアン」です。
赤色は人間ですね。
「人間なのか」「ムーリアンなのか」がわかる名場面になっているんです。
ムーリアンと人間の対比をフランスの国旗でやったのがすごいですね。
このとき、朝比奈のセリフがトラックの喧騒によってかき消されてしまい、
朝比奈は「ボンゴレが食べたいな……」と愛想笑いをしています。
ですが、綾人君は朝比奈が「ムーリアンだと告白したこと」は知っているんです^ー^
それから朝比奈は何度もムーリアンだと告白しようとしますが思いとどまるんですね。
???「私は人ではないのでしょうか? だから私の血は青いのでしょうか?」
ですので、ふたりの逃避行というのは、
お互いに終わりがあると知っているものだったんです。
調子に乗って色々と書いてしまいましたが、こんなことは考える必要はないのですよ。
『ラーゼフォン 時間調律師』という小説に出渕 裕さんのインタビューがあります。
普通に観てほしいんですよ。普通に観て感じて、感じたことがたぶんその人のすべてで、その作品のすべてになってくると思うんで。
如月久遠
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