ダイヤモンド・ブリザードの弱体化(ナーフ)について。

デュエプレの「ダイヤモンド・ブリザード」にカードテキストの調整が入るらしい。

つまり、ダイヤモンド・ブリザード(以下ダイブリ)が弱体化するということである。

そして、本日(2020年4月30日)の20時30分にダイブリの弱体化が決定事項となった。

第3弾カードパック『英雄の時空』発売後、ランクマッチでの対戦データを集計したところ、《ダイヤモンド・ブリザード》を使用したデッキの勝率は55.3%(1位)、使用率は25.3%(1位)となっておりました。更に、ある特定のランクでは勝率が65%を超えていることも確認されました。
これは当初想定していたゲームのバランスから逸脱するものでした。
我々運営チームは、全ランクで健全なゲームバランスをご提供することを目標としており、今回の調査結果はそれに反する内容であります。

上記のことから、《ダイヤモンド・ブリザード》のカード能力を変更する必要があると判断いたしました。

「特定のランク」という文言が引っかかる。

おそらく、マスター・プラチナ以下のランクだろう。

テンプレ・マスターズのプラチナは、

ひたすら、ダイブリ対イニシートやボルバル、ダイブリミラーをやっただろうから、

「ダイブリは言うほど強くない」という感想を持っていると思われる。

強いひとからドラゴンデッキを教えてもらってそれを使っていたのかもしれない。

対戦に必要なカードやランクマの試行回数が足りていないシルバーやゴールドランクなら、

ダイブリで勝率が6割5分でても、まるで不思議ではない。

引用元:公式サイトより

修正されたダイヤモンド・ブリザードの効果は以下の通り。

今までは墓地のフェアリーも含まれていたが「マナゾーンのみ」となった。

バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンから《ダイヤモンド・ブリザード》以外のスノーフェアリーを、手札の上限枚数になるまで手札に戻す。

その後、こうして手札に戻したスノーフェアリーの数だけ、自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。

2020年5月7日から5月21日までの間にダイヤモンド・ブリザードを分解すると、

プレミアム(金枠のカード)関係なく、一律で 2400ポイントがもらえる。

2400ポイントあれば、適当なSRを1枚生成できるのでダイブリの補填というわけだ。

これからも皆様により良いゲームバランスをご提供し続けるべく、対戦データの集計と分析を今後も実施してまいります。ゲームバランスを調整する為、必要に応じてカード能力変更などの対応を行う場合がございます。下方修正となる場合は、当該カードを分解した時に獲得できるDMポイントの数値変更によって補償いたします。

皆様に楽しんでいただけるゲームバランスを維持できるよう注力してまいりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

これからもエンドユーザーが騒げば、カードの効果がナーフされるということである。

 

 

 

そもそも、ダイヤモンド・ブリザードは妥当な能力である。

上位は、ドルザーク・ガルザークをひきいるドラゴンデッキを使っている。

ガルザーク、ドルザークの効果が強いのは言うまでもなく、

シールドを割って、バースト・ショットが出る確率に加え、

最近は爆炎竜舞が入っているのでフェアリー軍団はかなり不利だ。

ブリザードはフェアリーの弱いモンスターをデッキの半数以上入れているのだから、

デッキ自体のパワーは相当低いのである。

ダイブリ側はスパイラル・スライダーやテレポーテーション、一角魚、ウェーブランスを駆使するか、

もういっそのこと「氷結ハンマー」を入れるしかない。

バトルゾーンに出たとき、自分のマナゾーンと墓地から「ダイヤモンド・ブリザード」以外のスノーフェアリーを、

手札の上限枚数(10枚)になるまで手札に戻す。

その後、手札に戻したスノーフェアリーと同じ枚数だけ自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。

また、ダイブリに比べ、無双竜機ボルバルザークの方がぶっちゃけると強い。

ドラゴンはディーエムの花形だからナーフできないのだろうか^ー^

また、ダイブリ側がクリスタルパラディンを搭載したとしても、

グライス・メジキューラ等を筆頭にしたイニシエートの方が強いのである。

ダイブリデッキを使う側はいつもスレスレの緊迫した状況で戦っている。

ダイブリミラーなら、それこそ楽しいデュエマスができるが。

エンドユーザーの声をきいて調整をすることが可能であるならば、

色々と問題が生じてくる。

第1弾のボルコン(ボルメテウスコントロール)を思い出して欲しい。

「シールドを墓地に送る」能力を持ったボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを軸にした陰湿デッキである。

シールドのブレイクによる駆け引きこそが DM の醍醐味である。

ボルメテウスは、ゲーム性そのもの否定である。

これで童心に帰ろうとしたアラサーたちは間違いなくデュエプレから離れていった。

ナーフすべきである。

 

続いて、2弾の青黒バロムである。

汽車ハンドサーファーなどの強力無比なカードが投入されており、

シールドトリガーは期待値にして1枚以上である。

それに加え、4ターン目のデスモーリー、5ターン目のボルギーズといった単純に目の前のカードを切るだけのムーブがある。

クエイクスからバロムに繋げればゲームセットだ。

画像を並べればわかるように、

4ターン目はデスモーリー、5T目のボルギーズ、6T目はアクアンなどの適当なカード、7T目にクエイクス、8T目の行動はバロムに進化である。

機械的にカードを並べればいいのであり、カードそのものが強い。

第2弾環境のときに、ホーリー・スパークやペトローバもナーフすべきだった。

「先攻ペトローバスパーク」をナーフすべきと騒げばよかったのである。

アストラル・リーフは紙と比べ、

パワー4000からパワー3000に弱体化している。

だが、それでもリーフのパワー3000が強かった。

先行でリーフを召喚し、ペトローバで強化する行動が、

「先行」の強みを助長していた。

相手が光器ペトローバを出したら、

こちらもペトローバ出し、

相手よりもはやくホーリー・スパークを打つゲームになっていた。

もはや、プレイングというよりは「運」である。

2弾のときに、アストラル・リーフと光器ペトローバのナーフを騒げばよかった。

ホーリースパークが4枚入っているデッキが多い環境なら、

「ラス盾スパーク」が発生するのもいわずもがなである。

これらに共通するのは強力な効果ばかりを持つカードを使っていたところだ。

速攻デッキのようにシールドの枚数を考えてブレイクしてきたユーザーの意見とは異なる。

つまり、シールドを攻めないようなデッキを使ってきた人が「ダイブリをナーフしろ」といっているのではないか。

コントロールデッキを使った方が負けないので当たり前である。

いままで安全に勝てていたコントロール側がハラハラドキドキするだけになった。

ただそれだけである。

ブリザードデッキは、

プライマルスクリームなどの闇文明を使う黒型は安定性にかけるので、

現状のダイブリデッキで安定するのは、青緑である。

エマージェンシー・タイフーンなどでお膳立てが必要な上、

盤面に並ぶのは2コストや1コストの普通のモンスターである。

冷静に考えるとエストールやスカイソードの方が壊れである。

いまの環境はカードパワーの均衡が第2弾よりかはとれている。

ダイブリがナーフされた先にあるのは、

陰湿なボルバルザークデッキかガルドルデッキ(ガルザーク+ドルザーク)、

さらに強力になったハンデスデッキが跳梁跋扈する環境だけだ。

※ハンデスボルバルマスターズで流行している、デモニック・バイスやアクタポインターである。

無課金は、それこそ赤緑速攻を使うしかない。

ただ、赤緑速攻はプレイングが難しく、

かなり上級者向けのデッキだ。

そして、ユーザーはさらに離れていく。

※画像は全て公式サイト(https://dmps.takaratomy.co.jp/card/)やアプリから引用した。

ダイブリ・マスターズ
プラチナ2以降は青緑ダイブリとのミラーがほとんどだった。 あとはイニシエート、ボルバルとの戦いだった。 ボルバルとイニシエートは鬼のように強かった。 プラ1は、イニシがほとんどで、あとはマスターにやられた。 プラ2で...
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