YOASOBI の「音圧のショボさ」とは?

YOASOBI の曲は、音圧がしょぼいという。

これは、本当だろうか?

「音圧」という字面のみで主張を受けとめてはいけないが、

本稿では、このひとのいう「音圧」ではなく、

あくまで音楽ファイルのデータからみていくことにする。

波形ソフトにかけて YOASOBI の楽曲の音圧を計測した。

マスターはおそらく 48kHz / 32bit だと思うが、

現時点で最もハイファイな 96KHz/24bit の配信データを扱う。

計測してみたところ、

ラウドネスは -7.45 LUFS( LKFS )である。

音圧は高い。

アニメソングのなかには、

-3.84 LUFS なんてものもあるが……。

ローファイの環境もみていこう。

Spotify は登録が面倒なので、

YouTube のデータをみてみた。

ラウドネスは、-7.37 LUFS である。

音圧は高い。

どちらの環境でも大体 -7.4 LUFS ぐらいあるので、

YOASOBI の曲は音圧が高いといえる。

よって「音圧のショボさ」という主張は誤りだ。

「音圧のショボさ」が音圧の高低のことを指しているかは知らんけど^ー^

ちなみに、低域や高域もかなり出ている^ー^

音色おんしょくもバッチリだ。

「音色のショボさ」というのは、どういう意味なのだろうか^ー^

ツイートによると YOASOBI の作曲家・ Ayase が使用している DAW は、

Logic Pro Xだという。

音色もテクスチュアもバッチリだ!

 

たとえば、Pro Tools (プロツールス)の、

ソフト音源(サンプリング音源)そのものの音が悪いと思っていた時期もあった^ー^

いまは、令和…… 2021 年である。

音色がショボいと感じるなら、

iZotope から発売されている Ozone を使おう。

高域にシャープネスをかけて、

低域はドンドンにすれば音色が素晴らしいぞ!

301 Moved Permanently

そう、マスタリングは自分でやる時代だし、

女が男を殴る時代なのだから。

 

「 YOASOBI のコード進行は、ありきたり」などときくけど、

まぁ、それはいいとして、

最近のポップスは、サビがどこかだかわからない問題がある。

ラップの曲調を導入したものだと勝手に思っているが、

はたしてどうなんだろうか^ー^

 

俺っちが YOASOBI の中で好きな曲は『群青』である。

群青 - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】
ロック・J-POP・ジャズ・クラシック・アニソン・エレクトロ。様々なジャンルをハイレゾで配信中。WAV・flac・DSDなど各種フォーマット選択も可能。ハイレゾ聴くならe-onkyo music!

MVの『群青』もエモいが、

THE FIRST TAKE の『群青』が良い。

Youtube のビットレートは、AAC の 128 kbps ぐらいだが音が良い。

なぜだろう? 録音が良いのだろうか^ー^

「音のない世界に響いた『好きだよ』」で有名な『あの夢をなぞって』は、

『 MIKUNOYOASOBI 』に収録されている、

仮歌の初音ミクが歌っているバージョンが好きだ。

【『あの夢をなぞって(初音ミク ver. )』】

 

YOASOBI のインストルメンタル(声なし)は CD-DA には収録されていない。

インターネット配信もないが、なんと音源が Drop box で公開されている。

聴いてみたが『あの夢をなぞって』や『ハルジオン』はインストのほうが好みだ。

無料で手に入るので、コレクションしておいて損はない。

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