知人が前知識なく、世間で流行っているという理由で、
キメツの映画を観に行ったそうですが、
なにもわからず、つまらなかったそうです。
隣の女子高生らしき小娘が「レンゴクサン……」と言っているのをみて、
ドン引きしたらしいです。
鬼滅にハマっている人からは、
「キメツはここぞというときに、グッとくるセリフを言うんだよな!」
とマウントを取られたそうですね。
鬼滅の刃は、話自体は好きです。
ですが、このように、キモオタのような知識で人様にマウントをとるのはどうかと思うのです。
気をつけていないと、一般人でさえ、
キモオタクになってしまいますね。
キモオタになるとオラついてしまいます。
そういう魅力があるんだと思います。
あるキモオタクの話になります。
「一番、面白かったアニメは何?」と訊くと、
「クラナドアフターストーリー」と答えました。
それ、ゲームじゃねえかと思いつつも、
アフィに騙されたのかな? と心配してあげることにしました。
彼はスマートフォンをつっつき、
インターネットのレビューや評価サイトを閲覧し、
観るアニメを決めるのだそうです。
「前評判って大事じゃないですか?」
「当時の大学生ぐらいのやつらが適当に決めただけだぜ?」
自分がつまらないアニメだと思っていても、
世間の評判は良いから最後まで観るらしいですね。
昼寝でもしてろよ^ー^
そういった鑑賞をすると、
「何話が面白かった」とか「ここはこう思った」とか感想が一様になっていきます。
そうして、クイズをすることで、
お互いに知識を確かめ合っているのですね^ー^
俺っちはキモオタではない一般人ですが、
人並みにはアニメを観ます。
ときには感涙することもあります。
普通の人よりも少しアニメが好きなんですね。
アニメが本当に好きでない人が増えたと思います。
「とくにアニメは好きではないが、暇潰しで観ている」とかそういう理由です。
『PUI PUI モルカー』が流行ったときに、
「人類は愚かですね……」みたいな感想を言い合うのが流行りました。
集合知ゆえに、感想までノーマライズされてしまったんですね。
キモオタというのは、本来は誰にも相手にされることなく、
学者先生みたいにアニメを評論していたんだと思います。
いつのころから、間違っていてもいいから、
自分の考えをディスクライブするのが流行りました。
やはり、エバとかひぐらしのババアとかがキモかったんだと思います^ー^
ひと昔まえから、
キャラクターの可愛さを売りにしたアニメが流行るようになりました。
「萌えアニメ」「美少女動物園」なんていわれていました。
「話はつまらないがカワイイ」なんて豚がいっていましたけど、
話は面白いのが多いです。
ごちうさなんかは泣いてしまいました。
ブイチューバーというものが台頭してから、
豚は、すっかりそちらにシフトしましたけど。
やはり、理由は、お金を払えば、キャラクターとお話できるところですね。
いままでのアニメではお話ができませんでした。
生きている感じがしませんでしたから^ー^
萌えアニメとブイチューバーの違いは、お話できることですね。
彼らはそもそも、アニメは好きではなかったのです。
そうそう「ガンダムはコミュニケーションツールだ」といいながら、
誰にも相手にされていないオタクがいました。
『機動戦士ガンダム SEED 』が放送されているときも、
クラスの人はシードを面白いといって話をしているのに、
キモオタは、初代ガンダムのパクりだなんて言っていました^ー^
「推し」というものがあるじゃないですか。
あれって第三者がいないと成り立ちませんよね^ー^
コンテンツの人気がなくなり、
推すのが自分ひとりになったときに「推し続けること」ができるなら、
本当の意味で好きだと言えるでしょう^ー^
さらにキモオタを紹介しましょう。
「サーカスってエロゲ会社って知ってる?」と俺っちに訊いてきました。
すごく、気持ちが悪いなぁと思いました。
「俺ぐらいになると、アニメの展開がわかってしまうんだよ」
とも言っていました。
好きなアニメは『交響詩篇エウレカセブン』だそうです。
男であれ、女であれ、エウレカが好きなやつは変わったやつが多いです。
関わりたくありません。
俺っちは朝はやくに起きてリアルタイムで観てましたけど、
こいつは観てないだろうなと思いました。
当時からエウレカは冗長や話が長いなどと言われていました。
話をきいていても、ネットの引き写しです。
オマエの感想をきかせろよ^ー^
ボンズを観るなら『KURAU Phantom Memory』や『ラーゼフォン』があると思いますけど、
なんでそっちを観なかったのかな^ー^?
やはり、オタクになろうと「神アニメ」「アニメランキング」などと必死に調べてたどり着いたんでしょうね。
アニメの知識でマウントをとることが彼の主目的であり、
ネットで評価が高い良いとされているアニメを並べることで、
相手よりも上に立てると思っていたのです。
他のことをしたほうがいいよ^ー^
こうした他人の評価を前提としたアニメの見方は時代遅れです。
「群盲象を撫でる」「毀誉褒貶」といった言葉が示すように、
他人の評価などはどうでもいいのです。
各々、好き勝手いっているだけで、
とくに何も考えていません。
心の底からアニメが好きっていう人は、
今までで1人しかみたことがありませんね。
やはり、オタクはキモいです。
関わりたくありません。
アニメを観るうえで重要なのは、
「自己完結」することです。
そして、自分の心の中で深遠なアニメ作品を敷衍していくことが大切です。
オタク、きもっ。