2024年10月6日の日記

大学時代の知人から、

最近の PC をこさえてくれといわれたので構築した。

おなじみの「 i7-13700K + Z790 Pro RS/D4 + LEVANTE 360 」にした。

白色のピラーレスで、イケイケのアクアリウム PC になった。

魚を飼わないぶん、

よりアクアリウムの本質に迫れると思った。

まず、秋葉原で PC パーツを集めることをやめた。

EC サイトで全て揃えた。

ドスパラとアマゾンを主に利用した。

白色のピラーレス PC では、

黒色の簡易水冷が似合わないと思い込んでいた。

それは間違いだった。

黒白の服装のセットアップがあるように、

ピラーレスもまたそれと同じだった。

全て白色で配色するよりも、イケていると思った。

簡易水冷をラッカースプレーで染める案もあったが、

ダルいのでやめた。

秋葉原は11時ぐらいにオープンする店が多い。

これでは、午前中の時間がないようなものだ。

パーツを調達するのにも、のべ1時間ぐらいかかる。

事前にリサーチをしておかないと時間もロスするだろう。

なぜなら、最も安い店を探し回らないといけないからだ。

見当がついていても、店めぐりをするのは時間がかかる。

12時前にはアセンブリして組み終わっていたので、

ピラーレスケースに HDD を取り付けることにした。

Antec Constellation C5 ARGB White というケースを使うことにした。

説明書では HDD が2基搭載できることになっている。

ピラーレス PC でのストレージは主に M.2 SSD を想定しているが、

HDD を装着するエンドユーザーがはたしているのだろうか?

ひとつは、チャンバーの部分に、

HDDを縦にして、ネジで取り付けるというもの。

これではエアフローなど皆無だ。

HDD だけは、冷やしたほうがいい。

ケースの底にも取り付けられることになっているが外観を損ねるだろう。

デュアルチェンバーの電源のほうに HDD を取り付けたくなる。

ハードオフに行って、適当なファンを青色のワゴンから調達してきた。

両面テープでファンを HDD に貼り付けた。

ヒートシンクを取り付けるとケースに収まらないといった理由から、

直にテープでファンを貼り付けることにした。

しかし、HDD の電源ケーブルは、

分岐ケーブルなどを使わないとコネクタが接続できないことがわかった。

板に穴をあけないと、そもそも、取り付けられないだろうか。

HDD の向きを変えれば装着できると思ったが、このまま走ることにした。

「まずは終わらせろ」という言葉が耳朶を打った。

針金で固定するか、板に穴を空けるか、

色々と考えたが、浅慮の末、

100円ショップに売っている、シリコンの防振マットで固定することにした。

デュアルチャンバーを採用した最近のケースは、

それを体現するかのように2つの部屋がある。

パーツをレイアウトしてドレスアップする……いわば月のような存在と、

月を照らす太陽のように黒子となるのが電源のある秘密の部屋だ。

ここはサイドパネルをはめると見えないので、

ケーブルの裏配線とかはもはやどうでもいいが、

ファンコンが邪魔となるので外した。

ケーブルはできるだけまとめない。

空中配線に徹する。

これが、令和の自作 PC だ。

ハードディスクは縦に置いているが、横にしたほうがいい。

軸がブレるだろうし、想像できるマイナスファクターが枚挙にいとまがない。

ファンコンはショートする可能性があるため、基盤の裏はテープで絶縁した。

ライティングは同じ色だと飽きる。

いろんな色の LED をループする設定がいい。

寒色系の LED が綺麗だ。

ASRock Polychrome RGB といったユーティリティソフトでライティングを制御できるが、

Z790 Pro RS/D4 ・Z790 Pro RS に関しては、初期設定のままがいいと思う。

シネベンチ R23 のスコアをいちおう計測した。

microcode to 0x12B に対応した UEFI をインストールしてある。

また CPU の電力を制限した。

ダウンクロックを図った。

シネベンチのスコアは26317だった。

ピラーレス PC に5インチベイなどない。

ピラーレス PC ケースはパネルにガラスを採用しているため、

実はけっこう重い。

M.2 SSD は Crucial T500 の 2TB を採用した。

ちさとちゃんがいた。

ピラーレス PC ケースのガラスを外したほうがいいような気もするし、

DC の扇風機を当てたほうが冷えるのも知っている。

この現代の水槽のようなオタクファッションがたまんねえんだよ……。

ファンは回転させるとうるさい。

そのため、PWM で回転数を制御し、

ゆっくりと回すのだろう。

そうすると、もはやファンの意味があるのだろうか……。

そよ風がなびく。

ファンは電飾なんだ。

ガリレイドンナのポスターが色褪せていた。

ちなみに、彼は大阪に行くらしい。

カントーの人間は関西に行きたがるが、

なぜだろうか?

今回、使用した PC パーツは以下の通り。

CPUCore i7 13700K
マザーボードZ790 Pro RS/D4
M.2 SSD (システム)Crucial T500 ( CT2000T500SSD8JP ) 2TB
メモリCT2K16G4DFRA32A DDR4 32GB
電源MPG A850G PCIE5
グラフィックボードGeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC
PC ケースConstellation C5 ARGB White
簡易水冷LEVANTE 360
Core i7 13700K

件の問題で保証が5年になった 13世代の Core i7 である。

壊してインテルに送りつけるのも悪くない。

EC サイトの中だと、ドスパラで買うのがお得である。

Z790 Pro RS/D4

13世代・14世代のインテルの CPU は、

逆説的にオーバークロックができない。

Z790 のマザーボードでコスパが良いのがこれである。

末尾が「 D4 」のモデルは DDR4 メモリしか使えない。

DDR5 メモリが使いたい場合は、Z790 Pro RS にしよう。

EC サイトだと、ドスパラで買うと安い。

Crucial T500 ( CT2000T500SSD8JP ) 2TB

ステマドットコムでツクモやドスパラ、ソフマップ、アークなどから。

買うときにいちばん安いと思われるストアを選べばいいと思うが、

ダルかったら、アマゾンでいいかもしれない。

Crucial CT2K16G4DFRA32A DDR4-3200 32GB

ステマドットコムで値段の推移を把握しよう。

ツクモやパソコン工房、ドスパラ、アークなどのオンラインが安い。

2024年10月6日現在の価格は8280円である。

MSI MPG A850G PCIE5

サイバネティクス認証がゴールドの電源である。

ATX3.1 にも対応しており、1万7千円ぐらいのコストで手に入る。

10年保証もあり、オススメのプラグイン電源だ。

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Cybenetics Test - MSI MPG A850G PCIE5
Cybenetics Test
GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC

AI をやるらしいので VRAM が12ギガある、RTX3060 になった。

ゲームが主な用途なら、RTX4060 を選択すればいいし、

予算に余裕があれば RTX4060 オーバーのビデオカードが視野に入ってくる。

XPG LEVANTE 360

第7世代 Asetek のポンプを採用した 360mm 簡易水冷である。

安い簡易水冷はクーラント液の水音がうるさいが、

XPG LEVANTE 360 はそれがない。

コスパが良いのでオススメ。

Constellation C5 ARGB White

世間を席巻するピラーレス PC ケースのひとつ。

オープンフレームとかアルミラックでいいと思う。

ケース本体のカラーは黒色よりも白色のほうがいい。

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