簡易水冷であれば、箱の PC ケースである必要はないとの論調がイマの俺っちの心の中にあります。
Cooler Master MasterFrame 700 の例を見るに、
簡易水冷であればケースのファンはいらないと考えるべきでしょう。
知り合いの業者は「空冷をアシストする意味でケースファンは必要なだけだ」と言っていました。
現代であれば、PC ケースは箱の形状に拘る必要はないといえます。
鳥籠から飛び立った鳥のように、もっと自由になるべきなんです。
もはや、ケースはダイソーに売っているアルミラックでいいんです。
「ベニヤ板 PC 」なるバラックのジャンルでいいとすら思っています。
既存のケースからマザーボードを固定する部分の板は切り出したほうがいいとは言っていましたが……。
業者曰く、HDD の場合なら、ファンは必要だと言っていました。
ファイルサーバでもいいのですが、
ローカルにデータがないと負けた気になりませんか。
「氷室」とよばれる HDD のケースがあります。
これを中古の「デュプリケーター」に装着して、
四方八方からファンで冷やすのが良いと思います。
余談ですが、PC-A79 という、5インチベイを12コ搭載できるケースがありました。
たいへん、氷室に特化したケースでした^ー^
氷室は生産終了しているので入手が困難です。
氷室を使わない場合は、
転がっているジャンクのケースから、
シャドウベイの部分を取り出して使えばいいでしょう。
それすら面倒なら、アマゾンに似たようなモノはあります。
昨今のケースは、5.25インチベイや3.5インチシャドウベイが排除されつつあります。
フラクタルデザインのケースは冷却性能を訴求しています。
M.2 SSD オンリーならいいのですが、
HDD を積むと共振し、異音が響くことがわかっています。
板の厚みが薄いところや工作が雑なことから起因しています。
しかも、簡易水冷であれば、
ケースのファンによるエアフローは必要ないことが判明しています。
2023年の現代で HDD を扱うには、
上述の方法が理にかなっているのではないでしょうか。
「見た目のダサさに耐えられるかが課題だ」と業者がいっていました。
しかし、他人に自慢するモノではありませんし、
もはや、PC ケースはいらないのでしょう。
どのケースが良いかなんて、
業界がコントロールしている、杓子定規そのものです。
逆説的に、簡易水冷を使わないのなら、
旧態依然の PC ケースになってしまいますが^ー^
オープンフレームは塵芥が気になるといった意見もあるでしょう。
しかし、密閉ではないメッシュの構造のケースの場合でも、ホコリは入るものです。
掃除が必要という観点では同じです。
フレーム・システムの弱点は、
引っ越しの際には分解しないといけないところでしょうか^ー^
可搬するときの HDD への衝撃などを考えると、
分解したほうがいいですね^ー^