「オマエ、その構成のPC, 何台目だよ」って思われるかもしれませんが、
キモオタクの自作パソコンの構築を代行しました^ー^
Rufus でこさえた、
Windows 11 いり の M.2 SSD を使って、
インストールは、それとなく終わりました。
葵 せきな著『ゲーマーズ』のタペストリーが飾ってありました。
PS5 です。
模範的なオタクの机ですね^ー^
システム( C ドライブ)は Solidigm P44 Pro にしたんですが、
ゲームなどのデータのロード用途になる、
セカンド SSD は Lexar NM790 の 2TB にしました。
maxio_nvme_fid で調べたところ、
NAND は YMTC の 232 層が未だに使われていました^ー^
Gen4 M.2 SSD において最高クラスに数えられ、
インテルの NAND を受け継ぐソリダイムの P44 Pro のスコアです。
容量は 1TB のモノなので 2TB に比べると積層数の関係からスコアが落ちます。
また、TBW も 1200TBW から 750TBW に低下します。
リードは 7000 MB/s オーバーです。
「 Solidigm Storage Tool 」をインストールすると便利です。
Lexar NM790 2TB です。
CPU 直結ではなく、マザーボード経由ですが、
P44 Pro に迫るスペックではないでしょうか。
CPU は13世代の i7-13700K にしました。
Microcode ( 0x129 ) に対応した BIOS を USB フラッシュメモリでインストールし、
尚且つダウンクロックしました。
スコアは 25000 程度ですが、イケていますね。
キモオタクの界隈では、
インテル13世代ないし14世代の瑕疵について賑わしているようですが、
知り合いの i7-13700K を搭載した PC は依然として問題ないようなので、
電力制限をかけたり( Power Limit )、
ダウンクロックしたりすれば問題ないと思います。
逆に、オーバークロックしたり、
デフォルトの状態の UEFI ( BIOS )で運用していると、
問題が起きるんでしょうか。
CPU の保証期間が5年になったようなので、
何かあったら、RMA に出せばいいでしょう^ー^
むこう5年はいつでも新品になりますしね。
中古で i7-13700K を買ってきても、
5年間は適当に新品になるということです。
良かったですね。
オレっちはオープンフレームを提案したのですが、
オタクの意向を汲んで、
流行りのガラス張りのピラーレスになりました。
ケースは Antec Constellation C5 ARGB ですね。
Antec Constellation C5 に、
4ピンの RGB LEDファンが7個ついたミドルタワーになります。
ファンの性能に拘りがなければ、
ファン代をコストカットできる分、
Constellation C5 ARGB に軍配が上がりそうです。
CPS のほうがカッコイイと思いますけど^ー^
Antec Constellation C5 ARGB のレビューをしていきます。
360 mm の簡易水冷をケースの上部に取り付けられるのがいいですね。
グラボを簡易水冷に DIY した場合でも、
側面にラジエーターを搭載できます。
外観と冷却で重要なファンの配置になりますが、
奥にある側面のファンは「吸気」にし、
加えてボトムも吸気、
天井や背面を「排気」にするエアフローが良いと思いました。
Antec Constellation C5 ARGB はいくつか欠点があります。
Amazon のレビューで指摘されているように、
ファンや RGB LED のコントローラのピンが折れている場合があります。
案の定、オタクはピンが折れている個体を引いたので、
気をつけたほうがいいかもしれませんね^ー^
あと RGB ファンの配線がやっつけ仕事かもしれませんね。
まあ、チェンバーの裏側だからどうでもいいんですが。
スチール製のケースの板厚がペラペラで薄いのも欠点として挙げられますし(これはどのピラーレスでも当てはまります)、
カバーのガラスパネルを合わせたときに隙間ができます^ー^
工作の精度が甘いのでしょうか。
ピラーレス PC ケースは同様の構造が多いですが、
底面に 120mm ファンが3個ほど置けるモノがエアフローの観点からいいと思いますね。
Antec Constellation C5 ARGB はそれに符号します。
また、暗がりなケースの底の部分を明るく照らせるのも、
ドレスアップとしてのメリットです。
RGB LED は寒色の系統の色が綺麗ですね。
ケースの色は黒よりも、白色がいいと思いました。
デュアルチェンバー(デュアルチェンバー)構造により、
電源ユニットは仕切りの裏側に搭載されています。
ピラーレスでは、そこで裏配線をする形になります。
結束バンドでケーブルを固定することなく、
空中配線のようにやっても良いです。
簡易水冷は XPG LEVANTE 360 ですね。
Astek の7世代以上なら、
簡易水冷は何でもいいんですけど、
最近は簡易水冷のヘッドに液晶が付いているモノもあるんで、
値段は高いかもしれませんけど、それでもいいんじゃないですか^ー^
同じ色の LED で光らせていると飽きるので、
適当に赤や緑、黄色とかのライティングをループさせたほうがいいんじゃないですか。
ピラーレス PC は女子の間で流行っています。
デコらせた PC を眺める楽しさもありますし。
オレっちはピラーレス PC ケースを小馬鹿にしていたのですが、
いざ目の当たりにすると、
それはまるでアクアリウムのようで、
筆舌に尽くし難いエモさがあります。
フィギュアを入れるエンドユーザーもいますね。
ME TOKYO みたいに黄色く光らせてもいいですね。
光らないほうがダサいというコンテクストなんです。
現代のデジタルライフには欠かせない水槽なんじゃないですかね。
オールドファッションな黒色の箱で、
それこそ前面にファンがあって HDD を冷やすみたいな構造よりも、
120mm ファンを10基搭載できる Constellation C5 ARGB のほうが、
エアフローに優れるかもしれませんよ。
オタクはケチってファンをたくさん付けませんからね。
まあ、HDD は付いていないんだけど。
エアフローや冷却性能の懸念とかがあると思いますが、
夏のオタクの部屋は、
エアコンをガンガンかけていますから大丈夫ですよ。
結局、室温に影響されますからね。
ボイル・シャルルの法則からみても、
エアフローなんか眉唾物なのは明らかです。
まさに、現代のデジタルライフを体現しています。
Windows10 を使っているキモオタクとか、
従来の黒色の箱を使っているチー牛とかは、
全員、ピラーレスに移行したほうがいいと思いますよ。
オレっちは、初代の COSMOS を使うけど^ー^
ちなみに、LINPACK (リンパック)のスコアは 540 ぐらいでした^ー^
総括
ピラーレス PC ケースは、ガラスを取ってしまえば、
それこそ、オープンフレームと変わりないです。
しかし、電飾して PC をドレスアップさせる楽しみや、
「現代の水槽」としての付加価値があります。
金属の板の厚みがペラペラなのは、どのメーカーも変わりません。
NZXT H9 Elite なんかも、板は薄いですから。
コストパフォーマンスからみるに、
ATX規格に対応した、
Antec Constellation C5 ARGB は良い線をいっているんじゃないですか。
RGB ファンがついてきますし。
理想をいうなら、
Constellation C8 ARGB のほうがいいと思いますが^ー^
多面的に見ると、
Antec Constellation C5 ARGB は、
ピラーレス PC ケースならオススメです。
ピラーレスのデメリットは、HDD が搭載できないとか、
HDD の冷却に懸念があるとかそういうものだと思いますが、
現代のエンドユーザーあるいは「ゲーミングPC 」の所有者のほとんどが M.2 SSD を主なストレージとしていますから、
問題ないと思いますね。
大容量のストレージ環境を重視するユーザーは、
ストレージケースとか NAS とかファイルサーバーとかで工夫すれば良いのでは?
空冷ファンのユースだと、
ケースの前面にあるファンから風を取り込んで、
CPU クーラーにアシストするみたいなことができません。
ピラーレスなら「簡易水冷」にしたほうがいいです。
10年前ぐらいは MacBook Pro を所有することこそが、
ファッションのトレンドでした。
その昔は VAIO ですね。
まあ、コモディティ化により、
サーフェスやエイスースのラップトップのほうがカッチョ良くなってしまいましたね。
2024年現在は、ピラーレス PC といって過言ではありません。
今後、雨後の筍のように、
市場はピラーレスばかりになることが予想されます。
その際、足枷となるのが、
HDD を使っているユーザーでしょう。
5.25 インチベイの存在を知らない、
DOS/V 互換機エンドユーザーが大多数を占める時代になりました。
そもそも、イマのラップトップに ODD (光学ドライブ)がありませんからね^ー^
全ての面をガラスにした PC ケースが登場するのでは?