ラッセンの絵を売る「エウリアン」や版画と称してカラーレーザーの絵を売る某所など、
秋葉原にいるボッタクリ商法の連中は、あの手この手でオタクを食い物にしてきた。
レントゲン画法のラッセンではオタクの食いつきが悪いので、
ポップカルチャーの女子の絵を売ることにしたのだろう。
これは、連綿と続く「伝統芸能」である。
ところが、最近は歯止めが効かなくなり、
日に日にエスカレートしているというのだ。
「秋葉原ジャンク通り」からKFC(ケンタッキー)あたりまでは、
メイドに扮した女性のキャッチが多く、
オタクがよく引っかかっている。
客引きの女性を無視するのも面倒であるが、
俺っちは、しかとのプロである。
もちろん、メイドと会話しているオタクも多いが^ー^
メイド喫茶は1000円程度なのでかわいいものだが、
なかには数十万を請求してくる業者がある。
???「メイドカフェ、どうですか?」
???「マスク、同じ色」
???「ねー」
オタク向けの「版画」を売りつける某店をご存知だろうか?
イラストレーターが描いた女子の絵を売りつけるわけだが、
前述の通り、版画ではなくレーザープリンタでコピーされたものである。
シルクスクリーン版画ではない。
これらの版画は噂によるとイラストレーターに許可をとることなく、
勝手に印刷されたものもあるとか。
???「どの作家さんが好きですか?」
???「やっぱり、てぃんくるさんですね。『マテリアルゴースト』を読んだことありますか? いいですよねー、マテリアルゴーストは。あと、カーネリアンさんとかも好きですよね。顔月の鈴菜、かわいいですよね」
???「……」
イーゼルにかかった額入りの絵を、
したり顔で鑑賞しているキモオタが散見される。
ここで学べることは、絵を正面から見ては駄目だということ。
ライトを絵の正面の方向に照らしているのは、
まっすぐな視線で絵を鑑賞させるための誘導だ。
ギャラリーが暗いのは、絵の状態や品質を保つのためではない。
美術館然とした雰囲気をつくるためであり、
絵が印刷だとバレないようにするためのトリックである。
横もしくは斜めから絵を見るとレーザープリンタで印刷されたものだとすぐにわかる。
下の写真の絵は33万ぐらいするらしい。
値段がおかしくないか?
モニタで鑑賞した方が高精細かつ高画質で良いと思う^ー^
それか、コンビニで画像ファイルを印刷して壁にでも飾っておけ^ー^
イラストにフィルタをかけて印刷し、
額縁に入れて飾ってもいいかもな^ー^
もっとも、一般人は、こんなヤバいところには行かないがな。
ちなみに、真のオタクはコンテンツを消化するのに忙しいため、
秋葉原に行く暇などないし、休日は家から一歩も出ない。
そもそも、秋葉原はオフィス街なんだが^ー^