オタクではないので、どんなアニメがオタクに人気かは知りませんが、
俺っちのような一般人がジャパニメーションをみたら、
どういうランキングになったかっていう人生の実験です。
2回目の下書きになります。
オタクの意見は全て無視して、
自分自身がときめいた作品や好きな作品の中からランキングにしてみました。
皆さんも心の中にあるベストを探してみては?
エモいのが上位になりますが、記録をつけておくと便利ですよね。
この方みたいに手帳につけるのもいいと思います。
31位 『A KITE INTERNATIONAL VERSION(2000)』& 『KITE LIBERATOR(2008)』
リベレイターの続きはいつ出るんだろう^ー^
「A KITE INTERNATIONAL VERSION」(アニメ / 2000年)の動画視聴・あらすじ | U-NEXT
「KITE LIBERATOR」(アニメ / 2007年)の動画視聴・あらすじ | U-NEXT
30位『ふしぎの海のナディア(1990)』
『新世紀エヴァンゲリオン(1995)』より面白いですね。
あとは、『おたくのビデオ(1991)』も好きです。
ストーリーを理解する上で、観なくてもいい話があるので、
「話数カット」をしてもいいでしょう。
「いったいナディアは何を考えて生きているのでしょうか?」あたりは飛ばしてもいいですよ^ー^
29位『サムライフラメンコ (2013)』
これすごい傑作なんですよね。
オタクはどう思うかは知らんけど。
「サムライフラメンコ」(アニメ / 2013年)の動画視聴・あらすじ | U-NEXT
28位 『KURAU Phantom Memory (2004)』
アドベントカレンダーを用意して、12月1日から毎日1話ずつ見るといいですよ。
クリスマスまでには視聴が終わりますから。
非常に良く出来た作品ですが、欠点は知名度が皆無なところかな^ー^
「心の底からアニメが好きなんだ!」ってひとはどうぞ。
泣けるアニメです。
俺っちは、OP を見ただけでも泣いてしまう。
もちろん、『懐かしい宇宙』を聴いても泣く。
27位 『ギルティクラウン(2012)』
作品のテーマは、人間愛やアガペーです。
主人公・桜満 集くんの至言である、「僕に悪意を向けた人も誰かに愛されて生まれてきたんだ」は、この作品を象徴しているでしょう。
「ねぇ……集……優しい王様って絵本よんだことある?」といった15話の祭のセリフや
集くんが失明することから、作品のベースとなっているのは、オスカー・ワイルド著の『幸福な王子(The Happy Prince)』です。
また、『ナイチンゲールとばらの花(The Nightingale and the Rose)』に登場するナイチンゲール(小夜啼鳥)が楪いのりのモデルです。
26位 『激闘!クラッシュギアTURBO (2001) 』
天才の兄を超えるというのが作品のテーマです。
作中で兄は故人となっています。
それでも亡霊のように立ちふさがる兄を弟は超えていきます。
購買催促アニメながらも、非常に面白いですね。
最後の敵が兄のライバルです。
アホみてえな玩具で、ここまで話を丁寧に作ったのはクラッシュギアターボぐらいでしょうか。
『機動武闘伝Gガンダム』っぽくて好きです。
25位 『Serial experiments lain (1998) 』
インターネットで普遍的無意識が繋がった世界が舞台です。
類型とは異なる作品で、資料集かどっかで見た「ヒトは繋がることを本当に望むか?」って文言が、
今でも俺っちの心の中で警鐘のように鳴り響いています。
クロスメディアコミュニケーション作品なので、Playstation 版をやっておくことを薦めますが、
いかんせん入手困難なためシコ動(ニコニコ動画)のプレイ動画などで情報を手に入れるのが良いかと思います。
serial experiments lain | Hulu(フールー)
24位 『ゼーガペイン(2006)』
「キョウちゃーん」「カミナギー」のセリフが印象的なロボット・アニメーションです。
セカイ系やシミュラークル、ループ系統の作品です。
個人の心の在り方が全宇宙にすら匹敵する深遠さがあることを教えてくれました。
23位 『正解するカド (2017)』
『バビロン(2019)』もおもしろく、原作の小説も面白いですが、
『正解するカド(2017)』は、『バビロン(2019)』よりも面白いですね。
22位 『 true tears(2008)』
主人公・眞一郎の絵本に注目して見てみると楽しめます。
コートの上にかけたマフラーや比呂美の眼鏡などについて考えさせられます。
21位 『色づく世界の明日から(2018)』
『 true tears(2008)』や『凪のあすから(2013)』よりも好きですね。
1話、2話、3話……と視聴していくと途中で飽きてしまうと思います。
なので、この視聴方法がオススメです。
- 1周目は、第1話、第2話、第4話、第6話、第10話、第11話、第12話、第13話(最終話)だけを観る
- 2周目は、全ての話を観る
- 生きていたら 2078年9月19日に観る
思考実験になりますが、
自分自身の高校時代を撮影したビデオがあると仮定し、それを再生してみましょう^ー^
つまらないでしょう? それが、『色づく世界の明日から(2018)』のつまらなさの正体です。
ですが、俺っちは、13話の絵本のシーンで嗚咽を漏らしてしまいました。
そして、1話から飛ばさすに、全ての話を見たいと思いました。
この作品をつまらないと感じた人も2周目は楽しめます。
なぜなら、歳をとった琥珀の視点と同じように物語を楽しめるからです。
虹色の青春が心を駆け抜けていくからです。
これが、「タイムリープ」なんです。
生きているかはあやしいですが、2078年になったときに見たら、すすり泣くと思います。
20位 『スクライド(2001)』
ダブルヒーローものです。
『アンパンマン(1988)』と構造が似てると思う人もいるかもしれませんが楽しめます。
19位 『魔法少女リリカルなのは(2004)』
作品のテーマは「友情」「勇気」「優しさ」です。
なのはとフェイトが友達になるのが2004年版のテーマで、
続編の『魔法少女リリカルなのはA's(2005)』では、はやてとリインフォースの友情を描いてます。
つくられた命という観点から観れば、フェイトとリインフォースの境遇は似てますね。
なのはさんの笑顔と温かい手がフェイトちゃんを受け入れてくれたんですね。
なのは「簡単だよ。友達になるの、すごく簡単。名前を呼んで。はじめはそれだけでいいの。君とかあなたとかそういうのじゃなくて、ちゃんと相手の目を見て、はっきり相手の名前を呼ぶの」
???「駆け抜けた日々は、また会う日まで大切に抱きしめる。愛しくて優しい私たちの大切な宝物」
3作目では教官になったなのはさんは指導し、またヴィヴィオを養子として引き取るなど、ひとりの人間の人生をも描かれています。
18位 『カードキャプターさくら(1998)』
???「絶対、大丈夫だよ」
毎日、1話ずつ見ると、よりいっそう楽しめます。
カードキャプターさくらの舞台は、ダイバーシティというか、すごい優しい社会ですよね。
ちなみに、シャオランやクロウリードの中国の魔術は、『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!(1989)』から影響を受けているところもありますよ。
17位 『マクロスΔ(2016)』
10代ではこのおもしろさはわかりませんね。
10代の感性ではこの作品は、評価できなかったと思います。
このさき歳をとっていけば、どんどん面白く感じられる作品だと思います。
映画は観なくていいです。
16位 『機動戦士ガンダムSEED (2002)』
説明不要のアラサーがときめいたガンダムです。
15位 『宇宙の騎士テッカマンブレード(1992)』
32話「待ちわびた少女」は今でも心に残っていますね。
14位 『機動戦士ガンダム00 (2007)』
作品のテーマは、「対話」です。
ガンダムの中では一番、好きですね。
映画まで見てください。
13位 『ロミオ×ジュリエット(2007)』
『巌窟王(2004)』より、『ロミオ×ジュリエット(2007)』ですね。
『ピュラモスとティスベ(Pyramus and Thisbe)』や『ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)』をベースにジャパニメーションならではのアレンジを加えた作品です。
ゆえに2つの作品を知っていれば、結末は容易に推測できますがファンタジーアニメの傑作です。
恋愛模様は物語のコアではありません。世界を変えていく少年少女が新しい旋風を巻き起こす物語です。
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12位 『ポケットモンスターXY(2013)』
Dアニメストアではない、アマゾンプライムビデオの配信に限れば一番おもしろい作品だと思います。
欠点はポケモンだといって勧めてもみてくれないところですかね^ー^
映画はみなくていいです。
11位 『アクエリオンEVOL (2012)』
『創聖のアクエリオン(2005)』が「神話」になった世界で、
舞台設定も前作から1万2千年後になっています。
表面上のテーマは、「宿命」「輪廻転生」です。
そして、真となる裏のテーマは「超越」です。
グレートマザーとしての主人公の母・アリシア、シャドウとしてのカグラ、過去に救えなかったシルヴィアの転生であるミコノが物語を加速させ、
「大母」「影」「前世」――全てを超えるというのがテーマです。
ウェルメイドプレイなボーイミーツガール作品でありながらも、「超越」というテーマを内包したこの作品は、かなり評価が高いです。
「アクエリオンEVOL」(アニメ / 2012年)の動画視聴・あらすじ | U-NEXT
10位 『マクロスゼロ(2002)』
マヤン島(ピピ島がモデル)で「鳥の人」を巡る物語です。
全5話のOVAですが心に残っています。
マオ「やっぱりシンは、鳥の人ね」
9位 『Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(2009)』
話のベースになっているのは、おそらく、石ノ森章太郎先生の『仮面ライダー』でしょう。
2013年に発売された WINDOWS 版のゲームをやっておくことを勧めます。
???「この世が無限の地獄じゃないとしたら、それはあなたが生きているからよ」
8位 『キディ・グレイド(2002)』 & 『キディ・ガーランド(2009)』
個人的に快作だと思っている作品です。
宇宙の警察です。Hulu にあった気がします。
輪廻転生を描いています。
キディ・ガーランドは続編です。
ガーランドはガールアンドのことかと思ってたんですけど、花輪のことらしいです。
Dアニメストアで見れるようになったらしいです。
???「私の記憶によれば……」
「キディ・ガーランド」(アニメ / 2009年)の動画視聴・あらすじ | U-NEXT
7位 『宇宙のステルヴィア(2003)』
話はとても良いのですが、オタクに訴求できなかったのはキャラデザとロボットのデザインがダサいからでしょう。
絵柄で判断せずに見るというのを教えてくれました。絵は記号でしかないんですね。
俺っちはオタクではないのに、「しまちゃーん」と大声を張り上げてしまうときもありますよ。
???「離れていても煌めきがきこえる。キラめいて優しい志麻ちゃんの声だ」
6位 『機動戦艦ナデシコ(1996)』
本来なら、ひどく暗い話ですが、あえてコミカルに描くことで払拭しています。
物語が進むにつれ、敵が同じ「人間」だとわかります。
主人公の好きなアニメ・ゲキガンガーが、敵のプロパガンダに使われていました。
ゲキガンガーを好きだというのは、敵のイデオロギーを肯定してしまうといった葛藤もあります。
これは、『マジンガーZ』ではなく、『機動戦士ガンダム』を見るべきだってことなんでしょうか。
『The blank of 3years 』をやるのにセガサターンを用意するのは、だるいと思うので、
プレイ動画を見るか『ルリ AからBへの物語』を読むとわかります。
この、いつでも明るく笑ってというスタンスはとてもいいですね。
俺っちがヤバイ会社にいた頃、先輩が深夜2時ぐらいに泣きながら笑顔で「楽しめ!」って言っていて、ナデシコを思い出しました。
映画も欠かさず見てください。
5位 『天空のエスカフローネ(1996)』
地球とは違う異世界が舞台のファンタジーロボットアニメです。
テーマは「運命」です。
未来予知をしているようで自ら運命を決めていたという逆説さが印象的でした。
作画の他にも劇伴が素晴らしいです。名作です。
映画は見なくていいです。
4位 『ラーゼフォン (2002)』
4位はラーゼフォンです。
俺っちも時々思いますよ、自分の血の色が赤か青かって。
よく、ブルーフレンドが話題にあがりますが、
第19楽章 ブルーフレンド(ticket to nowhere)より、第15楽章 子供たちの夜(child hood's end)の方が泣けますね。
映画のEDで、『tune the rainbow』が流れたとき、思わず泣いてしまいましたね。
3位 『ノワール(2001)』
色々あって3位になりました。テーマは「贖罪」と「救済」です。
今まで深夜アニメはキモオタとか豚が見るものかと思っていましたが、この作品を見たときに打ち砕かれました。
脚本は、いまでは小説家で有名な月村了衛 先生です。
第13話「地獄の季節」や第22話「旅路の果て」を担当した橘正紀さんは、最近の作品だと『プリンセス・プリンシパル(2017)』をやっていますね。
ちなみに『プリンセス・プリンシパル(2017)』は、『王子と乞食』がベースになっているので『ノワール』とは異なります。
劇伴も誰が作曲したかは知りませんが素晴らしいです。「canta per me」等は今でも聴きます。
さて、ソルダとは何だったのか。ローマ=カトリックか何かの宗教なのか。
色々と疑問があったので、12周年のオールナイトイベントに参加してみたのですが、
まず、監督が来ない。フライングドッグの何とかさんしか来ない。
ミレイユと霧香の声優はいたんですが、2人とも話を忘れてたんじゃないかと思います。
「ノワールは間を楽しむ」「クロエの服がTMレボリューション」とか言ってました。
声優同士の対話で、ミッションのときに流れる曲ってあたりで何だったけってなってたところで
後ろの席のキモオタが「 salva nos 」と叫んでいたにも関わらず無視されていたのが印象的です。
ソルダの謎はわからずじまいでした。
ノワールの小説版を今でも待っています。
2位 『コードギアス(2006)』
ダークファンタジー且つダブルヒーローのロボットアニメです。
毎週、毎週の、放送が、とても楽しみな話の展開でした。
覇道を目指すも人間性を捨てないルルーシュ君の気高さに心を打たれた少年少女は多いことでしょう。
R2からは日曜日の夕方5時になったので、視聴しやすい時間帯になったのも印象的です。
怒濤の展開でオタクや一般人を釘付けにし、個人ブログやサイト、BBSで考察や討論が白熱しました。
ゼロ年代の花形、クールジャパンの傑作といえるでしょう。
ナイトメア・オブ・ナナリーの方も好きです。
コードギアス 反逆のルルーシュR2 | Hulu(フールー)
1位 『カレイドスター(2003)』
ノワールやコードギアスにないもの……。
それは、純粋な憧れや憧憬だと思います。
話の流れとしては、
- 幼い頃に見たサーカスに憧れる。
- 渡米し、スターダムにのし上がりサーカスの花形になる。
- 世界大会に出るも、自分が目指していたステージとは違うと気づく。
- 幼少の頃に見たサーカスが自分の目指すステージだと確信する。
こんな感じです。
作品のベースになっているのは、シルク・ドゥ・ソレイユです。
ちなみに俺っちは、ラスベガスでシルク・ドゥ・ソレイユのショーをみたことがあるんですが、
オーよりカーの方が好きですね。
言葉では言い表せない、理屈抜きの感動とカタルシスに満ちた日本のアニメこそが、
ジャパニメーションの魅力といえ、そんな『カレイドスター(2003)』が俺っちのアニメランキングで光芒を放っています。
『カレイドスター公式ノベル―ポリスのすごい結婚式(ウェディング)』では、
そらの独白が書かれています。
「これから先、何が起こるかは誰にもわからない。だって、全ては変わっていく。ううん、それだけじゃない。わたしは変わり続けたい。だから、こう決める。これからも変わり続けよう、と。それができうる限りいい変化でありますように。祈りにも似た願いを込めて、未来のわたしに思いを馳せる。あなたは幸せでいますか。どうか幸せでいてください」
- 『カレイドスター(2003)』
- 『コードギアス(2006)』
- 『ノワール(2001)』
- 『ラーゼフォン(2002)』
- 『天空のエスカフローネ(1996)』
- 『機動戦艦ナデシコ(1996)』
- 『宇宙のステルヴィア(2003)』
- 『キディ・グレイド(2002)』 & 『キディ・ガーランド(2009)』
- 『Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(2009)』
- 『マクロスゼロ (2002)』
- 『アクエリオンEVOL (2012)』
- 『ポケットモンスターXY(2013)』
- 『ロミオ×ジュリエット(2007)』
- 『機動戦士ガンダム00 (2007)』
- 『宇宙の騎士テッカマンブレード(1992)』
- 『機動戦士ガンダムSEED (2002)』
- 『マクロスΔ(2016)』
- 『カードキャプターさくら(1998)』
- 『魔法少女リリカルなのは(2004)』
- 『スクライド(2001)』
- 『色づく世界の明日から(2018)』
- 『 true tears(2008)』
- 『正解するカド (2017)』
- 『ゼーガペイン(2006)』
- 『Serial experiments lain (1998) 』
- 『激闘!クラッシュギアTURBO (2001) 』
- 『ギルティクラウン(2012)』
- 『KURAU Phantom Memory(2004)』
- 『サムライフラメンコ (2013)』
- 『ふしぎの海のナディア (1990)』
- 『A KITE INTERNATIONAL VERSION(2000)』& 『KITE LIBERATOR(2008)』