1話、2話、3話、4話、5話、21話、22話、23話、24話だけを見ること
全24話の2クールの構成になっているが、1話から5話、21話から24話だけを見るのがオススメだ。
アミ・エナンが登場する話を冗長なく見るために取捨するわけである。
ルパン三世ではなく「アミ・エナン」のTVスペシャルとして視聴できる。
アミ編に絞り込み、あとの話は捨てるわけだが、
余裕があれば、11話、12話、17話を見る。
余談だが17話に登場するメイドが可愛い。
第17話は小説家の大倉崇裕が脚本を担当している。
近年では、劇場アニメ『名探偵コナン 紺青の拳』で名が知られている。
アミ・エナンのベースとなったキャラクターは、
『機動戦艦ナデシコ』の小説や『コードギアス』の脚本家で有名な、
大河内 一楼が手掛けた『革命機ヴァルヴレイヴ(2013)』に登場する連坊小路 アキラだと思われる。
アキラちゃんを改造したのがアミで間違いないだろう。
Hello! Under world!
第5話は作画監督が垣野内 成美なためか、アミが非常に可愛かった。
原作の三世という人物は、アルセーヌ・ルパンが書いた「盗術」という本を使い、
当時の金額で7200億円(現在の金額で数十兆円)を受けついだ大富豪である。
卒業か中退かは定かではないが、東大の理3(作中では東西京北大学 電子医学部)に在籍していた過去があり、
「ルパン帝国」という謎の秘密結社の首領でもあり、世界最強の殺し屋とされている。
さて、なぜ悪党をやっているのか?
アミ(CV:水瀬いのり)「ドキドキするから」
解である……。
台詞の他にも「三世が日陰にいてアミは日向にいる対比」が素晴らしい。
読者のかたも刮目して欲しい。
アミがこれから通う学校の外観が教会然としているのも見所であり、
アンダーワールドから抜けて、光明な世界で生きていくのを予感させる、
非常に良い終わりかたであった。
アミ・エナン(Ami Enan)の名前の由来は?
インターネットの「ネット」から。
ネットから転じて網(Ami)である。
冷たかった父親のエンゾが24話の終盤で優しくなったのは何故か?
アミが世界的なウィザード級のハッカーだとわかり、
娘の成長が嬉しかったから。
他のシリーズはどう視聴したらいい?
モンキーパンチの原作漫画
モンキー・パンチ先生のマンガは愛蔵版の新旧を読めば問題ない。
TVアニメ
上述のパート5に加え、『新ルパン三世(1977)』の第155話「さらば愛しきルパンよ」だけを見る。
気持ちに余裕があれば、第145話「死の翼アルバトロス」を見る。
さらに気分が良ければ、ファーストともいわれる、『ルパン三世 (1971)』を見ておくといい。
OVA
第155話「さらば愛しきルパンよ」を見たら『ルパン三世 GREEN vs RED(2008)』を見るといい。
暇なら風魔を見ておく。
TVスペシャル
毎夏にやっていた恒例のテレビスペシャル(TVSP)だが、面白いのはコピーキャットまでである。
俺っちのオススメは、
- アルカトラズコネクション(2001)《脚本:柏原寛司》
- ワンダラーマネーウォーズ(2000)《脚本:柏原寛司》
- 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜(1998)《脚本:藤田伸三》
- ワルサーP38(1997)《脚本:米村正二》
- お宝返却大作戦!!(2003)《脚本:柏原寛司》
調子が良ければ『盗まれたルパン 〜コピーキャットは真夏の蝶〜(2004)』『EPISODE:0 ファーストコンタクト(2002)』『ハリマオの財宝を追え!!(1995)』あたりを見ておくといい。
ファーストコンタクトでもリメイクされている、
五ェ門との首都高でのデュエルは『ルパン三世 (1971)』の第5話である。
???「剣は全ての武器に勝る……。五ェ門、今でも同じか? その持論は」
映画
『DEAD OR ALIVE(1996)』がオススメ。
追悼番組でマモーやっていたけどデッド・オア・アライブを流せよ^ー^
平成のテレビシリーズのルパン三世は、
バイバイリバティのチューインガムのクソガキからパート5のアミまでハッカーで始まりハッカーで終わったわけである。